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キングダム(三十八) の商品レビュー

4.7

15件のお客様レビュー

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2019/03/13

再読。雍にて政の加冠の儀が執り行われる。ここまで長かった。ここまでが大変だった政だが、なにも荘厳で不可侵な儀式の日にまでこんな事件に巻き込まれなくとも。この物語らしいけれど。ただこれまでなら後手に回っていた政の勢力が、事に既に対処しているという事実で、実は政と呂不韋の戦いの軍配は...

再読。雍にて政の加冠の儀が執り行われる。ここまで長かった。ここまでが大変だった政だが、なにも荘厳で不可侵な儀式の日にまでこんな事件に巻き込まれなくとも。この物語らしいけれど。ただこれまでなら後手に回っていた政の勢力が、事に既に対処しているという事実で、実は政と呂不韋の戦いの軍配はどちらに上がるかということを示しているのだと思う。 騰の言う、五千はただの踏み段に非ずの言葉の重み。「甘えを落とし」という言葉の示す意味は何だろう。 信が女性の扱いに慣れてきた…だと…。あの信が…。悔しいような喜ばしいような。 次巻も楽しみ。

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2017/06/24

太后やロウアイの気持ちがわかってますます独立国家編が面白くなってきた。 結局めちゃくちゃ悪いやつは呂だって話なんだよね。 愛し合ったはずの恋人を自分の野心のために差し出すという裏切り。 そのために苦渋を強いられる境地に立たされ恨むの当たり前だわ。 そういう中でできた息子・政に愛情...

太后やロウアイの気持ちがわかってますます独立国家編が面白くなってきた。 結局めちゃくちゃ悪いやつは呂だって話なんだよね。 愛し合ったはずの恋人を自分の野心のために差し出すという裏切り。 そのために苦渋を強いられる境地に立たされ恨むの当たり前だわ。 そういう中でできた息子・政に愛情を注げないのもわからなくもない。

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2016/05/26

秦国内、最終決戦へ。大王派と相国派が競う秦国内に、第三勢力として突如誕生したアイ国。 そして年が明け、いよいよエイ政の加冠の儀が近づくが…!?(Amazon紹介より)

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2015/07/23

いよいよ秦統一に向けての国内騒乱が佳境に向かっていく。戦争が長過ぎるって感じる部分もあったけど、やっぱりこういう転機となる事件の描写はハラハラドキドキで面白い限り。

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2015/05/11

三つ巴戦も政の成人を迎えて最終段階に入りました。 今回は太后側のことがよく描かれていたので、太后もろうあい(漢字が難しい)もただの悪い奴って思うことができなくてつい感情移入してしまいます。ろうあい、優しい人です。もちろん呂氏もただの敵役ってわけじゃないところがまた悲しい。 次の巻...

三つ巴戦も政の成人を迎えて最終段階に入りました。 今回は太后側のことがよく描かれていたので、太后もろうあい(漢字が難しい)もただの悪い奴って思うことができなくてつい感情移入してしまいます。ろうあい、優しい人です。もちろん呂氏もただの敵役ってわけじゃないところがまた悲しい。 次の巻は五千将に昇進した信が来てくれるみたいですね。

Posted byブクログ