入門 React の商品レビュー

フランキィ・バグナルディ(著者),宮崎空(訳者)

2020/12/31

React Nativeを取り扱うことになりました。
その際に、Reactについて改めて学習する必要があり手に取りました。

初版が2015年ということもあり、最新の状況にそぐわない点があります。
しかし、その途中を汲み取ってどう変更していったのかの手がかりになることや、そのときのアプローチを知ることが出来たことなど、発見はたくさんありました。

2020/07/09

だいぶ今更の感はありますが『入門 React ―コンポーネントベースのWebフロントエンド開発』を読みました。

対象読者には、JavaScriptの挙動についてきちんと理解していること、DOMの直接操作やjQueryのような（今にしてみれば）ごくごくローレベルのAPIを提供するライブラリの利用に慣れていることが期待されています。

内容としては、Reactの基本概念から利用方法の「あるべき」、典型的アンチパターン、代表的なサードパーティ製ツールとの組み合わせ方など、Reactのエコシステムの概観までを含んだ内容になっています。

一方でこの手の参考書でよくある開発環境のセットアップ方法や"Hello World"については巻末の「付録」にさらっとまとめられているだけ。
ReactがAngularのようなフルスタックなSPAフレームワークではなく、あくまでもビュー（View）に特化した生のJavaScript（≠TypeScriptのようなトランスパイル言語）による利用を想定した、ようするによくもわるくもシンプルで世代的には少し以前のフレームワークである点を考慮しても、これは面白い構成だなと感じました。
この点私としてはデメリットとは感じておらず、Reactというフレームワークとその周辺を眺めわたすのに好都合と感じています。

JavaScriptやTypeScriptについて若干の知見があって、これまで触ったことのなかったReactについてひとまず足がかりを得たい、という方には良書ではないかと思います。

2017/03/22

http://public-errata.appspot.com/errata/book/9784873117195/

2015/04/24

入門だけあって、概要が分かるようになっています。
まえがきにもありますが、AngularJSなどを使ったSPAの開発をしたことがあると本書の内容をスムーズに理解できますが、必須というわけではありません。
若干内容薄めなのでけっこう早く読めます。でももう少し濃くても良かったのではとも思います。Fluxは重要な概念のはずなのに、え、これだけ？という分量の説明でした。入門だからいいのか。
サンプルコードがオライリーのページからダウンロードできるので、見てみようと思います。

2015/04/16

（まだ第一部基礎だけど）触り始めてふとでてくる疑問をわかりやすい言葉で解決してくれてる。Reactが好きになれそう、そんな感じ。

ただ、タイトルに反して「作ってみよう」的な内容ではなくて、写経するとアプリが完成するというものではないです。