残留思念捜査 消えた名門女子高生 の商品レビュー

あいま祐樹(著者)

2024/05/28

相棒の女子高生の友人が消えた。

一人暮らし状態の友人の所へお泊り…が
すごい事になっています。
読み進めていくと、宗教がすごいのか
言葉がすごいのか。
思い込んだら…な面も当然あるとは思いますが
これは鮮やか。
時間をかけ、下準備を万全にしたものが
一番分かりにくいものです。

2021/10/05

今回は怪しいやつは最初から怪しい感じだったし、あとは動機のリンクがどこにあるか、という点だけだったかなと思う。

ただ、SFとはいえ、超人的な人が何人もいてちょっとどうかなと感じなくもない。単なる持たざる人間のひがみかもしれない(笑)

2021/05/25

やり手で世渡り上手そうな先生が莉音にごろんごろん振り回されているのがとてもかわいい。莉音はもっとかわいい。葉月がいいお友だち。

2020/02/28

これ2巻目なんですね、1巻目があるのに気づかず2巻目から読んでしまいました…。1巻のサブタイトルには「オレ様先生」とありますので、こういうのをオレ様キャラっていうんでしょうか？ちょっと苦手、つねにイラついていて吠えるもんだから、かえって弱いやつに見えてしまいますね。本当に強い人はイラついたり吠えたりしないものです。そういった意味では渋谷のキャラとしての魅力は今一つといったところです。
莉音はといえば妙に自虐的すぎて、こちらもキャラとしての魅力に欠けます。
いや、物語の主人公として何もかも満たされた人物である必要はなく、少し欠けたところがあるほうが良いのですが、渋谷と莉音という組み合わせがダメなんでしょうね、お互いがお互いの足りないところを補うという関係になっておらず、おいおい、事件を解決できるのかい？　と心配になってしまいます。
著者が慶應出身だからですかね、作品の舞台となる学校は明らかに慶應義塾をもじったと思えるもの、登場人物も裕福な家庭が多くてなんだかちょっと嫌みに感じてしまいます。著者自身が自分はこういう世界の人間なんだ、こういう世界を知っているんだという自慢をしているようにも見えてしまってどうにもこうにも…。
で、肝心のストーリーの中身ですが、大学に隣接した土地の入手を軸にさまざまなネタがつながっているのは明らかなのになかなか話しが進まないのでちょっと退屈します。多少は進んでいるんでしょうけど、なかなか核心に近づかないのがじれったく感じます。そんなスローな展開ですが、行方不明になった葉月の兄の登場で事態は進展、物語は一気に解決へと向かいますが、葉月があっさり戻ってきてしま、最後の盛り上がりに欠けます。
物語の軸となる事件の内容そのものはそれほど悪くないのでしょうけれども、キャラの魅力不足とテンポとクライマックスのなさで星2つとしました（多分1巻は読まないだろうな…）。

2017/09/13

残留思念というギミックより、人間関係の機微を重視したライトミステリーの比重が高くなった印象。
可もなく不可もなく、軽い気持ちで読めるので気分転換用ですね。

2015/06/27

ん〜？恋愛いらないし、こんなにライトノベル感たっぷりだったか？そして、
こんなにめんどくさい先生だったか？
次作は読まないかな。一作目は良かったのに残念。

2015/06/01

「残留思念」シリーズ、待望の二作目。
今回は学校経営をテーマにライトタッチな社会派推理小説的作風。
勿論、サスペンス的な要素も楽しめるのだが、家族や友情の在り方もテーマとして散りばめられていて、そのバランスも惹かれる理由なのだろう。
莉音を初め、登場人物のキャラクターに対して、一貫性を保ちつつもイメージの広がりを得ることができ、シリーズ物としての楽しみを与えてくれた。
一作目と二作目で異なるテーマで楽しませてくれたので次作にも期待が膨らむ。