1,800円以上の注文で送料無料

完全殺人 の商品レビュー

3.4

7件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/02/16

全8話からなる短編小説。 いろいろな『動機』をテーマにした話はシンプルに面白いの一言だった。 短編集ならではのストーリーの軽快さがくどくなく、とてもスッキリする ただ、時代背景なのか句読点の使い方に違和感を感じてその点は読みづらさを覚えた。

Posted byブクログ

2024/01/04

殺しのゲーム、完全殺人は成されたんじゃないかな⁇ 私は狙われている、まもなく黒猫も逮捕されるだろうなと思う。

Posted byブクログ

2023/12/05

短編だけあって読みやすいです。タイトルにもなっている完全殺人よりも、アリバイ引き受けの方が個人的には面白かったです。ただ、完全殺人の各々が大事だとしているもの、犯行の全貌はユニークで興味深いものでした。 ミステリーでありながらも、独特な余韻を残す終わり方が多く、楽しませて頂きまし...

短編だけあって読みやすいです。タイトルにもなっている完全殺人よりも、アリバイ引き受けの方が個人的には面白かったです。ただ、完全殺人の各々が大事だとしているもの、犯行の全貌はユニークで興味深いものでした。 ミステリーでありながらも、独特な余韻を残す終わり方が多く、楽しませて頂きました。焦点距離の最後の文章の着地が良いなと感じました。

Posted byブクログ

2023/08/10

「完全殺人」「アリバイ引受けます」星新一のSSを読んでるような、小気味良いテンポと思いがけないラストがある。

Posted byブクログ

2023/11/30

短編推理小説。 どれも奇妙な設定がまず提示され、登場人物が翻弄されつつ、やがて意外な結末が、という感じです。 つかみはOKなので、すぐ物語に引き込まれ、読みやすいこともあって、あっという間に読了でした。 ただしオチの部分がやや大雑把な部分もあり、また、作品が書かれた時代的な古さ...

短編推理小説。 どれも奇妙な設定がまず提示され、登場人物が翻弄されつつ、やがて意外な結末が、という感じです。 つかみはOKなので、すぐ物語に引き込まれ、読みやすいこともあって、あっという間に読了でした。 ただしオチの部分がやや大雑把な部分もあり、また、作品が書かれた時代的な古さも感じられたため、評価としては星二つになりました。

Posted byブクログ

2018/02/15

短編集なので、1話1話がすっきりとまとまっていて読みやすかった。 ただ、読点が多用されていて、一度気になり始めるとかなり読みにくさを感じた。 表題作が王道のミステリ感があって面白かったけれど、結末は読めてしまった。 奇妙なラブ・レター 幻の魚 完全殺人 殺しのゲーム アリバイ引...

短編集なので、1話1話がすっきりとまとまっていて読みやすかった。 ただ、読点が多用されていて、一度気になり始めるとかなり読みにくさを感じた。 表題作が王道のミステリ感があって面白かったけれど、結末は読めてしまった。 奇妙なラブ・レター 幻の魚 完全殺人 殺しのゲーム アリバイ引受けます 私は狙われている 死者の告発 焦点距離

Posted byブクログ

2016/01/17

◎よく練られた完全犯罪8つの短編集。 それぞれ思わず唸る物語ばかり。 「奇妙なラブ・レター」 早川が歩いていると、見知らぬ女・冴子からラブレターをもらう。後日家が荒らされてしまい、冴子の素性を調べると見知らぬ男のいる場所へ連れて行かれてしまう。早川万事休すだったが・・・ 「幻の...

◎よく練られた完全犯罪8つの短編集。 それぞれ思わず唸る物語ばかり。 「奇妙なラブ・レター」 早川が歩いていると、見知らぬ女・冴子からラブレターをもらう。後日家が荒らされてしまい、冴子の素性を調べると見知らぬ男のいる場所へ連れて行かれてしまう。早川万事休すだったが・・・ 「幻の魚」 雑誌の仕事をしている田島は、休暇を利用して幻の魚・イシダイを釣りに式根島へやってきた。旅館に泊まっている有子を探していると風呂に現れキスをした。 翌日死んだということがわかり巡査が来て、事件に巻き込まれたと知った田島は・・・ 表題作「完全殺人」 あるところに集められた五人の男女。なぜかそのうちの一人、主人役は他の4人が十五年前にそれぞれが犯した殺人を知っていた!最もすぐれた殺人をしたものに賞金が与えられるという話となり、一人ひとりからそれぞれの経験を話しはじめると・・・ 8つそれぞれがしっかりしていて読み応えのある作品。殺人をどうやったら巧妙に隠せるか、それぞれの殺人者が知恵を絞って考えている。十津川警部はあんまり出てこないしトラベルミステリーでもないのだが、西村京太郎に慣れていない人でも面白く読める一冊。

Posted byブクログ