書評大全 の商品レビュー

共同通信文化部(編者)

2021/01/27

読む本探しの道標になってくれる本を探していて出会えたご本。。広辞苑並のページ数に大きさ、重さ。そして、お値段もなかなかよいので、まずは、お試しに地元の図書館で借り出しました。
書評が書かれた日付順で追って行けば、その時注目されていたことが何となくわかりますし、その時、日本は、世界はどんな動きをしていたのかを思い起こすことができます。何より魅力的に感じたのは、共同通信文化部の担当者さんたちが、書籍ごとに評者に誰がよいのかを考え直接依頼しているというやり方。大手新聞社の読書欄の書評とは大きく違う点ですね。
こういう書評は、文章として読むだけでも読み甲斐があります。書評故、文字数も一気読みできる量でそれもまた楽しみの一つ。一番ハマったのは、短い書評に付けられているタイトル。一家に一冊あってもよいと思える本でした。

もう少ししたらお誕生日なので、家の人にプレゼントしてもらうことにしました。

2016/08/03

あまりの厚みに戦くこと請け合いです！
でも気になる本がたくさん見つかりました･･･
書評読むのすきだから、こういうのも楽しいなあ。
なんだかわりと紹介されている作家さんが偏ったりもしてたから、共同通信文化部さんの好みがちょっぴり分かるかも？笑

2016/02/10

いつか、何かの番組で観た（すごい辞書）の映像が
チラチラと脳裏に浮かぶ。
付箋の貼りすぎだったか、ページの角を折った為か、
はたまた幾度と無くページを捲りすぎた為であったかどうかは定かじゃないが、
とにかくぶわわぁ～ん、と膨らんだ衝撃的な辞書の映像。

（あぁっ！付箋を貼りたいっ！）
本書は、共同通信文化部が１９９８年から２０１４年３月までの１６年間、配信した５０００もの書評データをまとめたもの。
図書館からお借りしたもので、もちろん読むに留めて置く事しか出来ないが、
あまりにも膨大なこの書評量！！
ひもの様な栞は２本も付属しているものの、
絶対返却期間内に読みきれない自信がある私は、
時間を見つけては、ほぼパラパラと流し読み。
が。
ページを捲るごと、良書を発見。
適当に開いたページで、一期一会の本に出会っているが、閉じたら速攻忘れるであろう。
そこで（あぁっ、付箋を貼りたいっ！）なのである。
だが、貼ってしまえば、ぶわわぁ～んの本になる事は必至。
自分の本でも無いのに、それは決して許される行為ではない。

あぁ、ジレンマ。
（どう）しょうもないジレンマ。

でも、世の中にこんな素敵な本達がまだまだいっぱい…♪
久しぶりにキラキラ煌く満天の夜空を眺めてほうっとため息つけた様な、充実の本巡りが出来た。