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話したい、使いたい心ときめくことばの12か月 の商品レビュー

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2015/08/20

毎日の暮らしの中で話してみたい、使ってみたい、本書は、そんな心ときめく言葉の歳時記である。季節を感じる暮らしの言葉が3月から始まる。「北窓開く」。「暖炉納む」。「雛納め」。「野焼き」。「蛙の目借り時」。見開きいっぱいに情趣溢れる言葉が並ぶ。どの言辞も味わいがあり、想像をかきたてて...

毎日の暮らしの中で話してみたい、使ってみたい、本書は、そんな心ときめく言葉の歳時記である。季節を感じる暮らしの言葉が3月から始まる。「北窓開く」。「暖炉納む」。「雛納め」。「野焼き」。「蛙の目借り時」。見開きいっぱいに情趣溢れる言葉が並ぶ。どの言辞も味わいがあり、想像をかきたててくれる。一つひとつに解説がついており、思いがけない意味合いを教えてくれる。想像とかけはなれたものに一驚を喫し一興を愉しんだ。「凍て返る」。「春の宵」。「春雷」。「草萌」。「春泥」・・・・・美しい言葉に身も心もメロメロとなれる。3月から2月まで1か月ずつ濃厚に紹介される。日本の風土の素晴らしさ、そして日本人の心根の豊かさに心底心洗われた。

Posted byブクログ