【小説】ニセコイ ウラバナ(3) の商品レビュー
- ネタバレ
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『2015年 4月 8日 第1刷 発行』版、読了。 原作マンガのスピンオフ小説、第三弾です。中編三本、短編一本。マジカルパティシエールの新作はありませんでした。 …とはいえ、小説版になるとどういうわけか小野寺さんのハプニング度が上がりますが、今回もえらいことになってました。挿絵付きです。原作マンガの作者が描き下ろしてます。 内容はポーラ、羽姉、小野寺さん、御影(万里花の友人)が主人公の話でした。 ポーラの話は、いろいろとツッコミどころの多い話で、読んでいて微妙でした。もうちょっとどうにかして欲しかったです。 また、小野寺さんが主人公のネトゲ話も千棘が仲間のピンチを助けもせずに、延々と肉を焼いているのはどうかな…とも思ったり。いや、助けに行くだろ。原作マンガの千棘なら。 全体的に文体は読みやすかったですが、小野寺さんの話は文体が三人称のはずなのに、ところどころキャラにちゃん付けされているせいで、小野寺さんの一人称のような錯覚を受けてしまい、三人称の境界が曖昧で微妙でした。 トータルでギリ☆三つかなあ…と、思う内容でした。
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