介護士からプロ棋士へ の商品レビュー
今泉先生だから 成し遂げたプロへの道 だったんだと思います 『諦めなければ夢は叶う』 この言葉を実現させるのは 凡人では出来ない 相当な覚悟と努力が必要 チャンスというのも 思いがけずあるものではなく チャンスを作るのも その人の器量なのではと思いました 今泉先生には沢山に良いご...
今泉先生だから 成し遂げたプロへの道 だったんだと思います 『諦めなければ夢は叶う』 この言葉を実現させるのは 凡人では出来ない 相当な覚悟と努力が必要 チャンスというのも 思いがけずあるものではなく チャンスを作るのも その人の器量なのではと思いました 今泉先生には沢山に良いご縁があり そのご縁はご本人が作り出したご縁 それがチャンスになり掴みとれたもの 人生の良い教訓となる一冊でした
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41歳にしてプロ棋士になった今泉プロの自伝。 何より経歴がすごい。 14歳で奨励会に入るが四段に昇段できないまま26歳で年齢制限で退会、 アマチュアとして活動を続け33歳の時に奨励会編入で再びプロを目指すが叶わず、 2014年に編入試験経由でプロ棋士になる、 何故そこまで一途に将...
41歳にしてプロ棋士になった今泉プロの自伝。 何より経歴がすごい。 14歳で奨励会に入るが四段に昇段できないまま26歳で年齢制限で退会、 アマチュアとして活動を続け33歳の時に奨励会編入で再びプロを目指すが叶わず、 2014年に編入試験経由でプロ棋士になる、 何故そこまで一途に将棋を、プロ棋士を目指すかに興味を持って本書を手にとった。 読了した感想としては、自分の人生で手応えを感じられ(自分が愛せる)、そして活躍できる(他者からの評価も得られる)のが、著者にはどこまで行っても将棋の世界しかなかったのだろうと感じた。 良かった点 ・最初の奨励会時代や33歳の再挑戦の時など、大事な時にパチスロにはまる。人間臭い。 ・著者は良くも悪くも介護の仕事で人間関係を「流す」ことを覚えたのかもしれない。認知症気味の利用者に殴られたら「立っている位置が悪かったのだ」と考えるなど。 ・将棋、奨励会、棋士との交流がリアル。 気になった点 邪推だが、全て本人が書いたのではなく、編集やプロのライターが手を入れている箇所が結構ありそうだと感じた。 文章が巧すぎるように感じる箇所がいくつかある。また、著者がプロ入り前に就いたことがあるのは介護ヘルパーなのにタイトルに「介護士」という言葉を使ったり、証券会社で3ヶ月働いた時の自己勘定トレーダーの仕事を「証券外務員」としていたところは、イメージのわかり易さ優先で不正確な記述になっている。実際に自分がした仕事であれば、このような記述はしないと思う。
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プロ編入試験が制度化されて初めてプロ棋士になった今泉四段の自伝。 内容的には後半の1回目の奨励会辞めて以降が面白かった。 ・職を転々とするも、地元福山の道場で教えてほしいと言われ、再びアマ棋界で活躍。 その間にネット対戦で色んな人と対戦し、磨く。 ・アマ竜王戦、アマ名人戦、朝...
プロ編入試験が制度化されて初めてプロ棋士になった今泉四段の自伝。 内容的には後半の1回目の奨励会辞めて以降が面白かった。 ・職を転々とするも、地元福山の道場で教えてほしいと言われ、再びアマ棋界で活躍。 その間にネット対戦で色んな人と対戦し、磨く。 ・アマ竜王戦、アマ名人戦、朝日アマ名人戦のアマ三冠となり、三段編入試験に合格し、再び奨励会へ。 師匠は小林八段に断られ桐谷七段へ。 ・そこでまたパチスロにはまり、年齢制限で再び退会。 ・そこで3二飛戦法で、奨励会員にして升田幸三賞を受賞。 ・地元福山で介護職として働き、そこで精神的に成長を果たす。 ・アマ王将に4連覇し、瀬川がプロ棋士になって以降制度化されたプロ編入試験第一号となり、3勝1敗でプロ棋士に。 転機になったのは、2度目の奨励会を退会して介護職になったときで、そのときに大分精神的に鍛えられたみたい。 現在は無事にフリークラスも卒業してC2に入ったみたいで、今後の活躍が期待されるところ。
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2人目のプロ編入組みの棋士です。介護の仕事をしたことで得たメンタルの成長がプロに繋がったということですね。ニュースで見たときも凄いと思いましたが、この本を読んで改めて凄いことだと思いました。
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今泉健司氏の「介護士からプロ棋士へ」、2015.3発行、文字通り「七転び八起き」の人生、2014年12月8日、プロ編入試験に合格し、41歳でプロ棋士(四段)に。順位戦はフリークラスで名人への挑戦はできませんが、他の棋戦での活躍を期待しています(^-^) 同年生まれには、行方尚史八...
今泉健司氏の「介護士からプロ棋士へ」、2015.3発行、文字通り「七転び八起き」の人生、2014年12月8日、プロ編入試験に合格し、41歳でプロ棋士(四段)に。順位戦はフリークラスで名人への挑戦はできませんが、他の棋戦での活躍を期待しています(^-^) 同年生まれには、行方尚史八段や木村一基八段が、羽生名人は3歳年上、久保利明九段は2歳年下です。
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今はプロ棋士となられた今泉健司先生(棋士ですから先生ですよね!)の自伝。プロ編入試験の時はドキドキしながらニコ生で見ていました。 苦労されたのですね。「夢は努力すれば叶う」といいますが、それはきれいごとであるということは50年も生きてくればわかること。でも、叶った人に対しては素直...
今はプロ棋士となられた今泉健司先生(棋士ですから先生ですよね!)の自伝。プロ編入試験の時はドキドキしながらニコ生で見ていました。 苦労されたのですね。「夢は努力すれば叶う」といいますが、それはきれいごとであるということは50年も生きてくればわかること。でも、叶った人に対しては素直に賞賛したいと思います。 今泉先生、よかったですね。今後の活躍を期待して応援します。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
こんな棋士がいたのか!という驚き。棋士といえば奨励会。トッププロは若手が鎬を削る奨励会を1-2年で駆け抜け商談していく… 近年、奨励会を年齢制限で退会してもプロになる道が開けます。当然条件は非常に厳しくなります。 著者は奨励会入りを果たしたものの一度は年齢制限で退会。中卒で将棋の世界にのめりこんだため、どう社会に溶け込んでいくか、困難を強いられます。 そしてアマ棋戦を制し、奨励会3段リーグに復帰しますがここでもあと一歩で4段昇格=プロ棋士になるチャンスを逃します。 今泉さんの転機になったのは介護職への転身でした。ここで今泉さんは人間の心に触れます。自分の意見を押し付けてもダメ。かといってお年寄りのいうことを聞いてばかりもダメ。泣き笑いを共にすることで心を通わせていきます。そして再度将棋に挑戦、プロ棋士になるための5番勝負に勝ち越せば4段に、という道を切り開きます。対戦相手は4段昇段仕立ての順。年下ではありますが新進気鋭のプロ棋士に勝ち越さなければなりません。 今まで自分の気持ちの弱さのために逆転を許したり、逆に相手のなめてかかって惨敗を喫したりの繰り返しでしたがここで初めて自分の気持ちをコントロールし、見事4戦目で3勝を挙げます。 まるで映画をみるような一遍。 でも実話。 一番私の心に残ったのは、「メンタルの強さ」「メンタルのコントロール」が人生を分ける、というところでした。
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いやー、凄い。一念岩をも通す。のわりに麻雀にはまったりしてて、なかなか、紆余曲折を経たけど、良かったなーと思った。
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読み始めた時は、近年の将棋ノンフィクション『聖の青春』『泣き虫しょったんの奇跡』に比べ、文章が軽妙で読みやすく、ストーリーもどんどん進むので、ライトな感じで読了できるかな、と思い読み進めてました。 けれど、二度の三段リーグ敗退からの逆転劇は、深い感動なしには読み進めなくなる話で...
読み始めた時は、近年の将棋ノンフィクション『聖の青春』『泣き虫しょったんの奇跡』に比べ、文章が軽妙で読みやすく、ストーリーもどんどん進むので、ライトな感じで読了できるかな、と思い読み進めてました。 けれど、二度の三段リーグ敗退からの逆転劇は、深い感動なしには読み進めなくなる話でした。 今後も何度か再読すると思います。
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