電脳のレリギオ の商品レビュー
情報社会を批評する最良の方法は、自分自身でオルタナティブ(代替)を作ること。情報の摂取と表現のアンバランス、アルゴリズムのブラックボックス化、人間が考える葦でなくなることを危惧している。そのような情報との再接続(レリギオ)を試みる情報思想に触れられる。
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ドミニクチェン氏の著書をまともに読んだことがないので,新し目の本書を手にとってみた. 学生時代に履修した情報社会論とか情報ネットワーク論の最新アップデート版のような内容で,「学」としてのフレーワークの提示にとぼしく感じた. 硬いエッセイ,情報化社会について考えるシンポジウムでま...
ドミニクチェン氏の著書をまともに読んだことがないので,新し目の本書を手にとってみた. 学生時代に履修した情報社会論とか情報ネットワーク論の最新アップデート版のような内容で,「学」としてのフレーワークの提示にとぼしく感じた. 硬いエッセイ,情報化社会について考えるシンポジウムでまじめに座って聞いているようなスピード感.
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情報は溢れているが、ちゃんと人が消費できなければならない。 そのためにはコミュニケーション等から消費側の立場に立った作成が必要である。 だから、インスタグラムとかは流行る。
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図書館の新着コーナーにあったので斜め読み。 とりあえず書かなきゃなとは普段から思ってたので、背中を押された感じ。 ただ電脳と離れる生活も同時進行したほうがいいとも思うのだ。
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「自分が生きている世界はどのような世界なのか」「自分とはこういう存在である」 シンギュラリティが訪れる未来に怯える自分たちが、どういうことを情報技術から得るべきなのかを(また、与えようと思うのか)を確認させられた。(うっすらと感じていることを言葉にしてもらったような感覚だった、私...
「自分が生きている世界はどのような世界なのか」「自分とはこういう存在である」 シンギュラリティが訪れる未来に怯える自分たちが、どういうことを情報技術から得るべきなのかを(また、与えようと思うのか)を確認させられた。(うっすらと感じていることを言葉にしてもらったような感覚だった、私達の望んでいる、希望のITが描かれている) プロトタイプへのモチベーション等々、個人的に励まされる本だった。 人は誰しもレリギオを持っている、それを誇りに思えるような生き方を支えるための何かを作りたい。
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情報技術は文学のように発展できたらいい。 サイバネティックは工学的な領域でも人文系の学問でも論じられる学際的な学問として20世紀後半には生命システム論や社会学とも融合し、複雑科学といった複数の学問領域と影響しあいながら、発展した。
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