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盗まれた都市 の商品レビュー

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2016/05/16

○謎のビラが謎の悪待遇を呼ぶ 西村京太郎氏の探偵左文字進シリーズの一作。 東北のある都市尾形市が何かおかしい。 上野駅では謎のビラがまかれていたが、そのビラをまいていた男性は水死体で発見された。ビラには「尾形市で陰謀が」と書かれていたが、尾形市に問い合わせても何もないというのだ...

○謎のビラが謎の悪待遇を呼ぶ 西村京太郎氏の探偵左文字進シリーズの一作。 東北のある都市尾形市が何かおかしい。 上野駅では謎のビラがまかれていたが、そのビラをまいていた男性は水死体で発見された。ビラには「尾形市で陰謀が」と書かれていたが、尾形市に問い合わせても何もないというのだ。警察は探偵左文字夫妻に依頼して尾形市に行ってもらうことになったが、左文字夫妻が着いた途端、車が破壊され、ホテルでも宿泊を断られそうになった。 自動車工場の親父の話では、尾形市民は東京を敵対視しているという。ふと見たテレビでも尾形市信仰が激しく、新聞もそのような論調で語る。 一体何が起こっているのか、探偵左文字が調べていくが、尾形市で起こった事件の犯人も東京の人間だということがわかり、弁護を引き受けることにするが・・・ 謎の反東京信仰が尾形市を席巻している中、とてもやりにくい事件の捜査。 解決の糸口は少しずつ見つかるものの、展開が牛歩のようで少し退屈します。

Posted byブクログ