世界遺産マスターが語る高野山 の商品レビュー
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高野山の奥の院には、戦国大名250余のうち過半数大名家が墓を築いているほか、20万基とも30万基ともいわれる簿石群があり、「天下の総菩提樹所」としても知られている 町石は、五輪塔の形、つまり密教が生まれた古代インドにおいて宇宙を構成する五大要素(地・水・火・風・空)を象徴しており、下から順に「地輪」(四角形)「水輪」(円形)「火輪」(三角形)「風輪」(半月形)「空輪」(宝形)と呼ばれる部位の分かれていて、それぞれを表す梵字が刻まれている 霊宝館の収蔵品に掛けられている保険を合計すると70兆円を超えるらしい 「野」というのは、死体の置き場だったんですよ 死者を弔う所からはじまって、生きる力を見つける所、自分の中の仏と出会える場所、それが高野山なのですね
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