国王陛下のひとめぼれ の商品レビュー
8割ほど読まないと、このタイトルに違和感がわくと思うの。そりゃ、そういう展開になるんだろうなとは思ったけどもさ。兄弟両殿下のせいで二重に意味がとれちゃったわ。銀杯は大事ですね。王家に嫁ぐときには銀杯を嫁入り道具にしたいと思います。来世以降の話にはなりますが(笑)
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【ネタバレあり】 国王候補の隣国の2人の王子に見染められたリゼット。ニコラス王子が落馬事故で記憶喪失?思い込み?で婚約者と思い違いされ。でも弟のカイル王子のことが気になるし。。。実の兄も事態を軽視(王子のどちらかとくっついてくれたらいいや、みたいな)してるし。 ドタバタありつつも、丸く収まります。 ニコラス王子の記憶を取り戻そうとするリゼットとカイル王子の作戦は、どこか笑いを誘います。この辺りの描写がもっと深くあれば面白かったかも。 ニコラス王子の記憶違い(もしかしたら演技だった?)も治り、無事カイル王子と結ばれる、と思ったら陰謀が……。そんなにドロドロしてません、ドロッくらい。 立花実咲さんの作品は、花だったり道具だったり、何かしらキーワードになる物が出てきます。今回は赤いケイトウ。
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評価がよかったので買ってみましたけど、私的には普通だったかなぁ。 隣国との友好条約の式典のため、特別親善大使として選ばれたリゼット。 一生懸命に親善大使としてがんばってる姿はかわいいです。 第一王子ニコラスも第二王子カイルも系統は違うけど、いい男。 ただ、カイルの方がニコラスより年上だったのは、突然出てきたので、え?って思いました。 落馬したニコラスがリゼットを婚約者と勘違いしたっていうのも、本当はニコラスにも好きな子がいて、その子と勘違いしてしまったのかと思ったのですが、結局はニコラスもリゼットをスキだったってことが、それまでのふれあいからは想像ができず、ん?ってなりました。 カイルがぶっきらぼうで全然優しくないのに、たまに照れて赤くなるシーンがたくさんあって、こういうのはいいかも。 ひとめぼれして、リゼットも自分を好ましく思っているように見えたのに、それが兄の婚約者でOKってなったら、あんな感じになるんでしょうね。 ふと思ったのが、ニコラスが落馬しなかったら、どうなってたんだろう。 国王陛下はもともとリゼットをどちらかの嫁にしたかったみたいだし、そうなると早々にカイルとリゼットがくっついたのかなぁ。それともやっぱり、先にニコラスが求婚して、カイルは身を引いて、でもやっぱりリゼットを諦められないって展開になったのかなぁ、なんて。
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一途で可愛い♡ 17歳になったばかりの主人公リゼットが、特別親善大使として隣国を訪れ、二人の王子に出会い、第二王子カイルに一目惚れするところから物語がスタートします。 ですが親善大使としての任務に集中するためだとリゼットは気持ちを認めようとしません。 その時に第一王子のニコラス...
一途で可愛い♡ 17歳になったばかりの主人公リゼットが、特別親善大使として隣国を訪れ、二人の王子に出会い、第二王子カイルに一目惚れするところから物語がスタートします。 ですが親善大使としての任務に集中するためだとリゼットは気持ちを認めようとしません。 その時に第一王子のニコラスが、事故の後遺症による勘違いでリゼットを婚約者だと言うようになります。 両国の関係のためを思うとニコラスの要求を無下にはできません。 そのため、国の関係も壊さず、しかし両者の同意のない結婚は止められるようにと、リゼットとカイルの二人の力で乗り越えようとします。 リゼットは自分のためだけにと無理を通そうとせず、誰にとっても良い結果になるようこつこつと努力を重ねるところに非常に好感が持てました。 カイルは本当にかっこいい!!!!表紙のイラスト、見た目からしてもそうなのですが、性格も男前ですね! 確かにぶっきらぼうに見えるし不器用なのが伝わってくるのですが、リゼットを大切にしたい、大切にしようとまるで壊れ物を扱うようにという感じで接するところが素敵でした。 それと、風景の描写がとても綺麗でロマンチックさが倍増していました。 二人が結ばれた後の描写もあるところが個人的にはとても好きです。読後感がとっても良くて、なんだか元気が出ました。
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全くタイプの違う二人の王子様とら田舎の国のお姫様のお話です。 二人の王子様は兄弟で、兄のニコラスは優しくてキラキラしたまさに王子様。弟のカイルはぶっきらぼうでちょっと冷たい王子様。個人的にはどちらも好みのタイプの王子様で、とても魅力的でした! ちょっとずつカイルとの距離が近くなっていく感じがドキドキしました。
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ケイトウの花言葉〝色褪せぬ想い〟にちなんで話が展開されていきます。 最初はぶっきらぼうだったカイル王子と隣国の王女リゼットの仲は険悪だったが、実は最後には両思いだったと判る。 二人の自分たちことよりも周囲のことを思いやる姿がとてもよく、雑草としてしか見なされなかったケイトウの花が国王夫妻の恋物語りにまつわる花として国花として 認められたという締めくくりも素敵でした。
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