シークレット ラブ スクーリー の商品レビュー
一漫画読みとして、正直に感想を書こう ぶっちゃけ、そこまで面白くなかった。裏表紙を見て、少し期待を高め過ぎていたか、反省だな、うん 画がイイ意味での粗さじゃなく雑、話のテンポも今イチ悪くて引き込まれない、キャラの個性が強烈過ぎて親近感を抱けない ただ、買った事、読んだ事に、そこま...
一漫画読みとして、正直に感想を書こう ぶっちゃけ、そこまで面白くなかった。裏表紙を見て、少し期待を高め過ぎていたか、反省だな、うん 画がイイ意味での粗さじゃなく雑、話のテンポも今イチ悪くて引き込まれない、キャラの個性が強烈過ぎて親近感を抱けない ただ、買った事、読んだ事に、そこまで強い後悔はない。若干の「しくじっちまった」感はあるが 何故か?それは、高校生活の男女交際の正否、リアルでもフィクションでも重大かつ議論のし甲斐があるテーマに、漫画って形で挑んだ度胸は高く評価したからだ。ある意味、この三つの星の内、二つは内容への正当な評価で、もう一つは勇気に対する賞賛を籠めたモノだ 私は既に、高校生活を終えているし、当時は青春リア充とまでは行かないが、それなりに女子との交遊は豊かだった なので、今現在の私の意見になってしまうが、高校生活で男女交際の重要性は高い、と思う。女子の方は知らんが、男子は可愛い恋人がいてこそ、勉学にも、部活にも、プライベートにも活力が湧き、素晴らしい結果を出せる、良くも悪くもバカな生き物だ。当然、恋心に振り回されて、学生の本分を忘れ、ハメの外し過ぎで自分達が傷を負うだけでなく、周囲に迷惑をかけてしまう時があるだろう。その時こそ、大人が自分の経験を交えた、厳しい説教をしてやるべきなのだ。青春を謳歌する権利を同様に持っている、高校生が他人の色恋沙汰を必要以上にキツく縛るルールを作り、罰を与えるのは間違っている その一方で、恋愛問題で大事な親友を二人も失った川田会長の、心の傷(トラウマ)も、これだけの暴挙に出るには充分、いや、出ない方が異常だ、と思うほどに深く痛々しい そう言う意味では、川田会長に、もっとも共感を抱けるか。常識人っちゃ常識人だし ただ、まぁ、両想いの相手である伊緒に自分の気持ちを届けようと、ありとあらゆる手段を画策する、頭が良すぎてアホになっている智博は痛い目を見せた方がいいな、とは思ったが・・・ あと一つ、難癖を付けるとすると、女子らの胸、まぁ、誤解を恐れずにストレートに言うなら、おっぱいだ 何で、こんなにデカくしてるんだよ? 最早、胸の方が本体に見えてくるレベル 性癖を通り越して、嫌悪や憎悪から生じる執着かよ、と思ってしまうぞ。唯一、平均的な胸囲、バストなのは川田会長だけで、この娘が中村先生の理想なのかな?(と深読みをしてみる事で、感想のボリュームを水増ししてみた) ラストの「いつかのある日スクーリー」で、読み手を泣かせに来た、最後の足掻きも高く評価できるな・・・・・・うん、星を一つ増やそう ここまで散々、文句を並べてしまったが、大きな障害に阻まれた智博と伊緒が今後、どんな策で愛のコミュニケーションを測り、体制に刃向かっていくか、気になるっちゃ気になるので、もし、仮に、何らかの奇跡が起きて、続巻が出たら、買うかもしれないな この台詞を引用に選んだのは、ハードギャグが過ぎる、この『シークレットラブスクーリー』の中で唯一と言っていいほど、読み手に衝撃を与える、芯のある台詞なので。やはり、人の心を揺さぶるのは、正にしろ負にしろ、尋常じゃない強さの感情が籠った、自分の言葉だけだ・・・・・・いつか、川田広葉さんが、人を愛し、人に愛される幸福を、幸福だ、と素直に思える日が来ることを願おう
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