会計不正はこう見抜け の商品レビュー

ハワード・シリット(著者),ジェレミー・パーラー(著者),熊倉恵子(訳者),細野祐ニ

2016/10/29

10/25読了。10年以上前に読んだ『会計トリックはこう見抜け』の大幅改訂版。（原著は第３版、前著は初版）前著で類型化した7つのトリックを更に詳しく再分類し、P&Lの粉飾、CF（あるいはB/S）の粉飾に加えてKPIの粉飾や誤認誘導を付け加え、それぞれの最新の実例を更新しています。財務諸表は概ね理解しているが、会計知識にさほど詳しくない程度の投資家に米国SECの10-K、10-Q（日本の有報に相当）を読むコツを与えてくれます。財務諸表作成者にも色々と考えさせること多いですが、前著よりは改善しているとはいえ、専門的な用語や言い回しの翻訳がややこなれていないのは気になりましたね。とはいえ、内容は関心ある方にはオススメ。

2016/04/01

経理マンとしての本格生活復活の性（さが）でしょうか。
目につく本

トリックとかなんとかは、もうだいたいわかりますが
与信審査とかで逆に、ほかの会社の財務諸表をみるためのチェックとして役に立つ書だと思います。

最終章の復習とアドバイスを一読して、すべて理解できるなら、悪徳経理マンの素質十分だな・・・なんて読んでみましたが・・・
うーんわかる・・・(^_^;)