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2024/08/24

河合隼雄さんの随筆だけ読んだ。 この中の河合隼雄さんの随筆の題は「コンプレックスとの対決」で、単行本では、『コンプレックス』1971岩波新書に載っている。 「コンプレックスとの対決」は『コンプレックス』1971の第4章コンプレツクスの解消の中の4項のうちの1と2で、3は「死の体験...

河合隼雄さんの随筆だけ読んだ。 この中の河合隼雄さんの随筆の題は「コンプレックスとの対決」で、単行本では、『コンプレックス』1971岩波新書に載っている。 「コンプレックスとの対決」は『コンプレックス』1971の第4章コンプレツクスの解消の中の4項のうちの1と2で、3は「死の体験」、4は儀式の意味となっている。 内容は「自我とコンプレックスとの間の望ましい関係とは、両者の間に対話が成立していることともいうことができる」と日本の名随筆の別巻77嫉妬と同様なテーマであるが、こちらのほうが先に発表された文章である。ほんとうに遠藤周作さんが河合さんのこのエッセイを選んだのなら、その理由を聞いてみたい。

Posted byブクログ