禅的老い方 の商品レビュー
老い方とあるが、老いてから読む本というわけではない。 人は生まれた瞬間から老い続けているのだから、どの時代に読んでもいい本だ。 「あってもいい」し「なくてもいい」。「どっちでもいい」のだ。事実は変わらないし、その捉え方はどっちでもいい。様々な経験をし、知識を得ているとしても、そ...
老い方とあるが、老いてから読む本というわけではない。 人は生まれた瞬間から老い続けているのだから、どの時代に読んでもいい本だ。 「あってもいい」し「なくてもいい」。「どっちでもいい」のだ。事実は変わらないし、その捉え方はどっちでもいい。様々な経験をし、知識を得ているとしても、そういう生き方をしたいものだと説く。 生きているというのは、呼吸をしていること。 それ以上でもなしい、それ以下でもない。それが「ふつうに生きるということ」。要は、呼吸をしていることに感謝し、命の尊さをしみじみ体得すること 禅的生き方のキーワード 無常・◯(=円相)・両足尊
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禅の世界は素敵だなとまた感じました。 著者の優しい解釈と、ときにぷっと吹き出しそうな老人へのきびしいお言葉、楽しく読みました。 「ものごとは変わってもいいし、変わらなくてもいい 両方いいと思えば苦しまずにすむ」 そんな言葉がとても響きます
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