ひとりぼっちのあいつ の商品レビュー
何か不思議な話し。二人の視点で進んでいくがラストは好きなパターンではないな~ 2015.5.14
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+++ 「故郷に帰れ、田舎もん!」毒づきながら、内心コンプレックスに苛まれている宮本楓太は二十五歳のサラリーマン。ひょんなことで出会った冴えない中年男の秘密を知って、以来なぜか彼から目が離せなくなる。まわりには、謎の美女に強面の老人、なんだか危ない人たちまで…一体彼は何者なのか?...
+++ 「故郷に帰れ、田舎もん!」毒づきながら、内心コンプレックスに苛まれている宮本楓太は二十五歳のサラリーマン。ひょんなことで出会った冴えない中年男の秘密を知って、以来なぜか彼から目が離せなくなる。まわりには、謎の美女に強面の老人、なんだか危ない人たちまで…一体彼は何者なのか?素直になれず孤独を抱える楓太と、過去に傷つき未来に希望を持てない春輝。居場所を求めてあえぐすべての人に贈る、希望のラプソディ! +++ 宮本楓太と大里春輝の日々が、過去と現在を織り交ぜながら綴られている。どの時代においても、精彩を放っているとはいいがたく、運命を呪いたくもなりそうな二人の人生が、あるところで交錯し、互いに何か気になるものを感じるのだった。このまま何事も怒らず、穏やかに生きていけたらいいのに、と途中で何度も思うが、そうはいかないのが人生なのだろう。そして、もうこんな世界は嫌だと思ったとき、何が起こったのだろう。薄れていく意識下の妄想なのか、神がかり的な何かが働いたのか……。ささやかなしあわせこそが宝物だと思わされる一冊である。
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楓太のいい加減な性格が好きになれず、春輝の不思議な力にも興味が持てず、最後まで読みきれないかと思ってましたが、真澄の登場当たりから少しテンポが出てきました。 どうやって話が終わるのかと思いきやまさかこうくるとは… 肩透かしなカンジです
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