標準精神医学 第6版 の商品レビュー
基本的にはDSMに沿った内容での記載になる。特にこの版ではDSM-5になってすぐの出版だったこともあるのかIV-TRとの比較が目立つが、一部の章ではDSM-5にあまり対応していない。 総論は操作的診断の利点・欠点などからはじまり歴史的な内容も含め幅広くカバーしている。 標準シリー...
基本的にはDSMに沿った内容での記載になる。特にこの版ではDSM-5になってすぐの出版だったこともあるのかIV-TRとの比較が目立つが、一部の章ではDSM-5にあまり対応していない。 総論は操作的診断の利点・欠点などからはじまり歴史的な内容も含め幅広くカバーしている。 標準シリーズらしい手堅い内容であるが、各論はややボリューム不足で、特に精神作用物質使用に伴う精神および行動の障害はその傾向が目立つ。てんかんは神経内科の成書を読んだほうが理解しやすいだろう。
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