えんぴつ太郎のぼうけん の商品レビュー
たくさん使われ、短くなった鉛筆の「えんぴつ太郎」。 よくある鉛筆だったけれど、手足や顔が付いて話すこともできるようになると、途端に愛しく感じられる不思議。 本を読みながらえんぴつ太郎を応援していました。 捨てられてしまいがちな短い鉛筆。 「大事に使おう」というメッセージが込めら...
たくさん使われ、短くなった鉛筆の「えんぴつ太郎」。 よくある鉛筆だったけれど、手足や顔が付いて話すこともできるようになると、途端に愛しく感じられる不思議。 本を読みながらえんぴつ太郎を応援していました。 捨てられてしまいがちな短い鉛筆。 「大事に使おう」というメッセージが込められているのかもしれません。
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太郎は大事に使使ってもらって良かったです。男の子のお父さんも大事に使ってもらって使っていたので大事に使って
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「えんぴつ太郎」と名前をつけられた、とても書きよいえんぴつ。ある日、えんぴつ太郎は机の裏の見えないところに転がり込んでしまう。机の裏から始まるファンタジー。 ビジュアルたまらんでしょ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
登場人物:えんぴつ、トランプのジョーカー、ぶたの指人形、ぼうや 場所:子ども部屋 朗読:16分 ちびて机の下に転がり込んだ鉛筆が、トランプのジョーカーに魔法をかけられ、動けるようになる。戸棚の中に置き忘れられたぶたの指人形のために、ぼうやに手紙を書いてやり、おもちゃのポストに入れるが、棚の上から落ちてしまい、魔法が解けてしまう。 魔法が解けた鉛筆の余生(?)もきちんとあり、もちろんぶたの指人形も坊やに見つけてもらえるが、えんぴつ太郎の魔法が続かないほろ苦さが物語を引き締めていると思う。 挿絵は、子ども部屋にある細々とした物や家具が強弱のある優しい線で描かれ、リアルと魔法をうまく両立させている。自分も小さくなって、えんぴつ太郎と一緒に豚の指人形のためにがんばっている気持ちになれる。
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鉛筆削りで削れないくらい小さくなったえんぴつ太郎がつくえのうしろのせまいすきまにはいってしまってからのお話。 私がなくしてしまったものも、こんなふうに手紙を書いてくれたら見つかるのになあ。
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~えんぴつ太郎は、つくえのうしろのすきまにころがりこんでしまい、動けずにいました。そこへトランプのジョーカーが通りがかったのですが、えんぴつ太郎がじゃまをしていて通れません。そこでジョーカーは、えんぴつ太郎に魔法のつえをむけました。すると、えんぴつ太郎に手と足、丸いはなと目、口、...
~えんぴつ太郎は、つくえのうしろのすきまにころがりこんでしまい、動けずにいました。そこへトランプのジョーカーが通りがかったのですが、えんぴつ太郎がじゃまをしていて通れません。そこでジョーカーは、えんぴつ太郎に魔法のつえをむけました。すると、えんぴつ太郎に手と足、丸いはなと目、口、耳ができました。~ 佐藤さとる:神奈川県。『だれも知らない小さな国』刊行以来、ファンタジー文学の第一人者として活躍。「コロボックル物語」シリーズ、『宇宙からきたかんづめ』、『机の上の仙人』、『オウリィと呼ばれたころ』など多数。 岡本順:愛知県。『きつね、きつね、きつねがとおる』、『ぼくのくるま』、挿絵に『狛犬の佐助』、『佐藤さとる幼年童話自選集』ほか多数。 小さな鉛筆に命が吹き込まれ「えんぴつ太郎」は、冒険をし、こぶたの指人形を助ける。コロボックルの小人たちといい、小さいけれど知恵を働かせて、すごいことをやってのけるパワーの大きさを感じる。
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