歩くはやさで の商品レビュー

松本巌(著者),堺直子

2023/12/05

昨年は期せずして健康のありがたさを実感させられた1年でした。
今年は自分の歩くはやさで、自分を大切に過ごしたいと思い選びました。マイペースで自分のやりたいことも実現できたらいいなぁ～と都合のいいことを考えています（たかこさん）

2023/06/03

余白と色合いを抑えたイラストが好み。休日は何かひとつ新しいことにチャレンジしているのだが(といっても大した事ではなく、パン屋さんで今まで食べたことないパンを買ってみたり、1本違う道を散歩したり)「新しい今を生きよう　歩くはやさで」という言葉が気にいった。

あとがきがすごく心に残った。「私たちは、いつも何かを得たようで奪われてるのかもしれない。近道じゃなくても、もう少し丁寧に毎日を、今を、きちんと生きること。もう少しだけ自然に、自然とともに、本当の自分を信じて生きること。」

2023/05/29

本当は奪われているのかもしれない、が響いた。
便利さや楽さに奪われている景色や感情、五感に気付ける人でいたい。

2018/10/10

「本当は奪われているのかもしれない」
印象的な一文です。
個人的な好みで言えば、絵本としては物足りないかなーとも思いますが大人向けの本なので、別物として読めば面白いのかも。

正直、あとがき、がね、健常者ありきの文だったのが、ちょっとひっかかってしまったんだよね・・・駅のホームドアあって命たすかる人もいるし、カーナビあっても迷う人だっているんだよ。
ま、そういう主旨じゃないのもわかるし、あげあしとりだよなーこれは。

2015/11/25

素朴な絵柄が魅力とのことですが…、思った以上に素朴。ざっくりした絵、はそんなに私は魅力的に感じない。文字の配列とかのデザインのほうが心ひかれる。

一番いいなと思ったのはあとがき。
便利さが与えられることによって現代人が失っているもの。ゲームやスマホ、カーナビなどによって、無駄が省かれているけれど、それは本当にいいことなのか。知らない街を歩く喜びや迷いながら歩く楽しさを失うのはいいことなのか。

それを読んでから絵本を読むとまた少し違う印象。
…これ、あとがきじゃなくて、まえがきにした方が良かったんじゃないか？

2015/10/24

初、小さい書房の本。絵本。絵本か、いいとこ突くなぁと思う。ストーリーもいいし。便利になっていく世の中で、失われていく何か。もうこんな社会になると、永遠のテーマやんなぁ。

2015/10/12

特にあとがきがよい。
「本当は奪われているのかもしれない」
わたしも現代の暮らしには、そう思わされることが多いです。
どれだけモノや情報に恵まれても、大切なものを見失っていては、決して幸せではないと気づかされる。
そんな本でした。