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「木の時代」は甦る の商品レビュー

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2015/06/07

木材についてあらゆる角度から解説している。 そもそも樹木とはというところから、木材、バイオマス、新素材に至るまで。 第3章の木造建築についても、数字を根拠としているため、非常に参考になった。 以下、備忘録 ・木材消費量7000万㎥のうち半分が製材や合板に利用されている ・そ...

木材についてあらゆる角度から解説している。 そもそも樹木とはというところから、木材、バイオマス、新素材に至るまで。 第3章の木造建築についても、数字を根拠としているため、非常に参考になった。 以下、備忘録 ・木材消費量7000万㎥のうち半分が製材や合板に利用されている ・そのうち80%が建築材、うち45%が国産材 森林林業再生プランの2020年国産材自給率50%を達成するには、年間70万戸の住宅が必要。 これを達成するには、木造率を今の55%から上昇させるか、材ももっと使うようにしなくてはならない。 その提案の一つとして、公共建築物の木質化、そのためにCLTなどの新建材を活用する。 エクステリア分野は木材利用最後の未開の地である。 ガードレール、木製ルーバー、屋上木化など。 フィンランドやスウェーデンでは4つの森林団体が管理しているが日本は700ある。 その結果、集材コストがわが国では㎥7000円かかるのに対し、スウェーデンでは1500円となっている。

Posted byブクログ