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チェコ語の隙間 の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2015/11/06

書名通りの本。語学書の本ではなく、筆者が東欧のスラヴ語系言語を話す東欧諸国を旅した時などのエッセイ。 筆者のスラヴ語に対する愛(?)が、ひしひしと伝わってくる。魅力的に紹介されていて、スラヴ語を勉強したくなる。 各章事に各国ごとのスラヴ語(例 チェコ語 クロアチア語ほかのアルファ...

書名通りの本。語学書の本ではなく、筆者が東欧のスラヴ語系言語を話す東欧諸国を旅した時などのエッセイ。 筆者のスラヴ語に対する愛(?)が、ひしひしと伝わってくる。魅力的に紹介されていて、スラヴ語を勉強したくなる。 各章事に各国ごとのスラヴ語(例 チェコ語 クロアチア語ほかのアルファベット順)が書かれており、キリル文字についても少し知識が手に入る。 筆者が本書で取り上げているドラマ、映画、DVDなど、とても魅力的にかつ、いかに面白いかなど紹介されていますが、惜しいかな、日本では入手困難…。音楽はなんとかなりどうですが。 スラヴ語を話す国民は、なんとなく通じるという不思議さ。もちろん細かい文法は違っていて、同じ発音でも違う意味になる単語もあり、似ているようで似ていない。 不思議で、かつとても魅力的なスラヴ語。 そういう風に感じられるのも、筆者の魅力的かつユーモア、知識に富んだ文章から滲み出ているのでしょう。 言語に興味ある人に、とくにおすすめです。 ちなみに、他の黒田龍之助さんの本を読み進めたいと思いました。

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2015/06/26

何となく…昔のほうが面白かったような気がする… 昔のが間口が広くて勉強してない自分にも分かりやすいと思ったのか、あるいは先生が落ち着かれたのか。 奥様のことが多めに書かれていたのはファンとして嬉しい。

Posted byブクログ

2015/06/19

チェコ、スロバキア、ポーランド、スロヴェニア、クロアチア、マケドニア、ブルガリア・・・。スラブ語を広く楽しく紹介するエッセイ本。広く東欧に通じている著者だからこそ、ここまで面白おかしく読める本になった。各語での映画紹介も楽しい。特にチェコのコメディ映画は充実しているようだ。社会主...

チェコ、スロバキア、ポーランド、スロヴェニア、クロアチア、マケドニア、ブルガリア・・・。スラブ語を広く楽しく紹介するエッセイ本。広く東欧に通じている著者だからこそ、ここまで面白おかしく読める本になった。各語での映画紹介も楽しい。特にチェコのコメディ映画は充実しているようだ。社会主義時代から作成されていたのは、ストレス発散か?チェコ語はラテン文字2文字のCHがHの後に。これが辞書を引く際の大原則!そして難しい発音があり、高齢になると上手に発音できない音を含む名前を息子に付ける嫁と姑の関係は笑える。ラテン・キリルの2文字で書けるというセルビア語にはびっくりした!ロシア語を含め、多くのスラブ語に通じる著者が旅行体験から語る本は遠い国々を身近に感じさせてくれる。

Posted byブクログ

2015/06/07

めったに使わない文法はめったにない。 使わない語彙以上の贅沢があるだろうか。 *・*・*・*・ あいかわらず素敵な黒田先生!!! さとこちゃんのおかげで、ちょっとだけチェコを身近に感じながらよめた

Posted byブクログ

2015/03/23

書名は「チェコ語」の隙間ですが、チェコ語に限らずさまざまな西スラブ・南スラブの話が出てきます。しかもどれも著者の実体験が詰まった小話ばかり。著者がいろんな言語との触れ合いを楽しんでるので、読んでるこちらも楽しくなってきます。旧ユーゴスラビアのあたりも奥が深そうで面白うそうだ。

Posted byブクログ