防災・減災につなげる ハザードマップの活かし方 の商品レビュー
地図の歴史から、さまざまな地図の見方の基本まで詳細に書いてあり、本当に素晴らしい本です。 見落としがないように、要点をノートにまとめながら読んでます。
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB18315873
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・ハザードマップを活かすために議論すべきこと ①今あるものをどのように市民サイドで役立てるか →日頃親しんでいる身近な生活空間に注目して、その空間的なイメージをハザードマップに重ね合わせてみる。いつも通る道沿いに、安全な場所と危険な場所があることがわかる。災害時の様子を想像して...
・ハザードマップを活かすために議論すべきこと ①今あるものをどのように市民サイドで役立てるか →日頃親しんでいる身近な生活空間に注目して、その空間的なイメージをハザードマップに重ね合わせてみる。いつも通る道沿いに、安全な場所と危険な場所があることがわかる。災害時の様子を想像して、自分がその場所ですべきこととすべきでないことを考えましょう。もし、そうしたイメージが全然湧かないようであれば、マップの出来が悪い可能性がある。 ②これから作るものはどのように改良したらよいか →最も重要なことは「生活実感と合致して市民が納得し理解できるものを作る」こと。 ③そもそもハザードマップを作る手続きにおいて何に気を付けるべきか →「誰がどのようなプロセスで作るか」が重要。震災後にハザードマップを見る余裕はない。住民自らが作った記憶が住民を助ける。すなわち作る過程の住民参加こそが重要である。 ④ハザードマップを学校教育や生涯学習の場で教える際の留意点 →リスクコミュニケーター(なぜ危ないかを説明することができ、どうしたら良いかについて住民と対話できる人) ⑤行政におけるハザードマップづくりと利用システム →ハザード情報量を一元的管理するための組織の設置や、真にハザードマップが役立つ社会システムの構築をしていくといい。 ・ハザードマップを作るそもそもの目的3要素 ①「災害から逃げる」 ②「事前対策を計画する」 ③「災害を具体的に知る」 ・本書では、ハザードマップを「自然災害の危険性に関連する種々の分布情報を、災害軽減を図るために紙や電子画面等(何らかのメディア)に表記したもの」と定義する。 ・ハザードマップは6種類 ①実際に発生した災害を示した地図 ②災害の発生に関わる土地の性質を示した地図 ③災害の発生しやすさを示した地図 ④災害の発生場所を予測した地図 ⑤被害の状態を予測した地図 ⑥災害発生後、個人や企業・行政などが、避難・救援・二次災害防止・復旧などを円滑に行うために必要な情報を示した図 ・手づくりハザードマップについては、コピーガードしたもの参照
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【由来】 ・図書館の岩波アラート 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・P174辺りに興味深い記述が 【目次】
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