切子 の商品レビュー
クラスのアイドルだった切子の死の真相が同窓会で明らかになる。閉ざされた学校で、一人、また一人と切子のバケモノに惨殺される。それにしても、集まったクラスメイトたちのダメダメな現在がひどい。音楽室でピアノを弾く切子のバケモノと、自称ミュージシャンのセッションには笑った。歌を聞かなくて...
クラスのアイドルだった切子の死の真相が同窓会で明らかになる。閉ざされた学校で、一人、また一人と切子のバケモノに惨殺される。それにしても、集まったクラスメイトたちのダメダメな現在がひどい。音楽室でピアノを弾く切子のバケモノと、自称ミュージシャンのセッションには笑った。歌を聞かなくても、どうしようもない音楽だと思えてしまうひどさ!
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怖いかどうかは別として、なかなかに破壊力のある作品。ホラー漫画のセオリーから少し外れているので新鮮味がある。 なかでも、幽霊(?)の奏でるピアノとセッションして心を通じさせようとする試みは未だかつて見たことがない。
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面白くなかったから速攻古本屋に売った。 ホラーって最近こんな感じなのかな? ひたひた…って形容詞が合わないホラーは好かん。 んんん???って思うポイント多いし オチの怖さもわかんないし 私の好みじゃなかったって事かな。
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虐め問題、同窓会をテーマにした残虐シーン満載なホラー漫画。 思い出の美化が暴かれる瞬間を恐怖とみるか笑いととるかで評価が別れる気がします。
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ただただ怖いわ・・・ 読み終わってから、原作リングの最初の話を読んでるみたいな気持ちになった 一切謎が解けない感じがまた怖い
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こういう話を読むと、中学で3年間いじめられっぱなしだったKを思い出す…今だから解るが、精神遅滞などではなく、極度の対人恐怖症その他を抱えていた精神病だったんじゃないか、と思う。両親がおらず、親代わりが祖母だけ。小学生から彼女を知っている学区の子たちは当然の様に中学でも彼女を苛めの...
こういう話を読むと、中学で3年間いじめられっぱなしだったKを思い出す…今だから解るが、精神遅滞などではなく、極度の対人恐怖症その他を抱えていた精神病だったんじゃないか、と思う。両親がおらず、親代わりが祖母だけ。小学生から彼女を知っている学区の子たちは当然の様に中学でも彼女を苛めの対象にしていた。他の学区から来た私たちには何故彼女が苛められているのか本当の理由は分からなかったが、一年生の間はまだ本読みで当てられると立って小さな声で普通に本を読んでいた。徐々に、鼻水を机の上まで垂らしてじっとしているなどの奇行が目立つようになった。私が丁度前の席に座っていたのでティッシュを渡してあげたが、彼女は身動き一つせず、鼻をぬぐおうともしなかった。2年になって、友人のクラスの彼女がいた。生理用品を持っておらず、垂れ流ししているのを友人他が見つけ、大騒ぎになった。生理用品を常備できないほど彼女の家庭は貧しかった。貧しさに、ますます苛めはエスカレートしていった。風呂に入ってないらしく、彼女の体臭は浮浪者のようだった。全く口を利かなくなり、一人でにやにや笑っていたり、今ではあの様が精神病か神経症を患っている人のものだと解る。3年の時、下駄箱で友人とだべっていたら、彼女のクラスの意地の悪いグループ女子がたむろしていた。そこへ、Kが奇声を上げながら突進していったのを覚えている。その後、彼女は学校に来なくなったように思う。風の噂に、高校へは行けず、精神病院に入院してると聞いた。シンナーやり過ぎのヤンキー女子も、精神に異常を来し、やはり精神病院に入ったと聞いた。こういうリアルな話の方が怖いだろう。ティッシュを渡した私も、何も親切心でやった訳じゃない。なんで苛められるネタを提供してやるんだ、と腹が立ったからだ。ティッシュで拭けばいいだけじゃいか、と言うのが本音だった。もしかしたら、ティッシュさえ持てなかったのかもしれないし、彼女にとってはいじめのネタが一つ減ったところで自分が苛められる事実は変わらないと知っていたのかもしれない。奇声を発し、苛めた相手に突進していく彼女の事を未だに思い出す時がある。髪に掴みかかり、ひっこ抜こうとしているかに見えた。彼女は復讐心を持ち、それを自覚していた。決して頭が可笑しい訳じゃないんだ、と未熟でバカな中学生の私でもそれは理解できた。
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やっぱりお約束を曲げずに踏襲しつつ、精密な画で魅せる(キモくても魅せるものは魅せる)作家なんだなあと再確認。巨大切子はやり過ぎな気はしたけど、画の説得力はあるし昨今このぐらい普通ではあるよね(多分)。
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まあ、なんというか。パニックホラー的な。 「誰だこいつは!」のところが、それまでと顔違いすぎて笑った。
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