倫敦千夜一夜物語 あなたの一冊、お貸しします。 の商品レビュー
19世紀ロンドン。 ある事件に巻き込まれ逃亡生活中の兄妹。 身分を隠しながら貸本屋をやっています。 なんでもできる優秀で見目麗しい兄アルフレッドと、控えめであたたかい人柄のかわいい妹サラ、兄の忠犬ことファグボーイのヴィクター、この3人を中心に展開される物語。 貸本屋なだけあっ...
19世紀ロンドン。 ある事件に巻き込まれ逃亡生活中の兄妹。 身分を隠しながら貸本屋をやっています。 なんでもできる優秀で見目麗しい兄アルフレッドと、控えめであたたかい人柄のかわいい妹サラ、兄の忠犬ことファグボーイのヴィクター、この3人を中心に展開される物語。 貸本屋なだけあって、事件を解決するきっかけや会話の中に有名な物語が多く出てきます。 若草物語、ホームズシリーズ、新アラビア夜話などなど、再読したくなってきた。 かわいい恋の予感とか感じつつ、ほのぼのした貸本屋謎解き系で終わるのかと思いきや、兄妹が逃亡するきっかけになった事件が思ったより大きな闇を覗かせて終わる……続きが気になる!
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安楽椅子探偵的なほのぼのした話なのかと思ってたら 最後割とがっつり重い殺人事件が・・ 兄妹がずっと幸せに本屋さんを続けられるといいな。
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両親を殺され、犯人と思われる叔父から逃れるため身を隠し貸本屋を営んでいるアルフレッドとサラ兄妹。そこにたまたま訪れたヴィクターはアルフレッドの寄宿学校時代のファグボーイだった。彼が持ち込む謎を解く兄妹。19世紀末の貴族社会に触れることができる。シャーロックホームズや若草物語懐かし...
両親を殺され、犯人と思われる叔父から逃れるため身を隠し貸本屋を営んでいるアルフレッドとサラ兄妹。そこにたまたま訪れたヴィクターはアルフレッドの寄宿学校時代のファグボーイだった。彼が持ち込む謎を解く兄妹。19世紀末の貴族社会に触れることができる。シャーロックホームズや若草物語懐かしい。続編では叔父との対決はあるのかしら。
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あーなかなか面白かった。 19世紀末の倫敦を舞台にした書籍に纏わるライトミステリー。 その頃のイギリスと言えばジュールベルヌやコナンドイルが魅力的な物語を生み出していた頃だけど、まさにその様なお話を題材にしてミステリーが展開する。 本に関するミステリーと言えば、例えば「ビブリオ...
あーなかなか面白かった。 19世紀末の倫敦を舞台にした書籍に纏わるライトミステリー。 その頃のイギリスと言えばジュールベルヌやコナンドイルが魅力的な物語を生み出していた頃だけど、まさにその様なお話を題材にしてミステリーが展開する。 本に関するミステリーと言えば、例えば「ビブリオ古書堂の事件簿」などが浮かぶけど、物語のストーリーが重要なカギを握るという点ではむしろ「文学少女」シリーズと似ているかな。 配役的にはホームズだけど^^ とは言え、いつも通り謎解きにはあまり興味がないので(笑)やっぱり物語の部分に関心が向く。 そう言う意味で寄宿学校だったり、貴族と乳母だったりと、時代の雰囲気が感じられて読んでて心地よかった。 大きな伏線を残したまま一巻は終わったので続きも読んでみたい。
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様々なビブリオミステリが出ていますが、これは19世紀末のロンドン郊外の貸本屋を舞台にしたもの。当時の小説を謎に絡めているのも楽しいです。謎の解明自体はかなり思い切ってますけどね。
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舞台は19世紀のイギリスで身分を隠した兄妹が営む貸本屋。日常の謎(殺人もありますが)に関わるミステリです。有名な本に絡めて謎が解決に向かいますが本の中身にかなり深く触れているのでネタバレではないのかとちょっと心配になりながらの読み進めでした。キャラは割としっかりしていますが謎解き...
舞台は19世紀のイギリスで身分を隠した兄妹が営む貸本屋。日常の謎(殺人もありますが)に関わるミステリです。有名な本に絡めて謎が解決に向かいますが本の中身にかなり深く触れているのでネタバレではないのかとちょっと心配になりながらの読み進めでした。キャラは割としっかりしていますが謎解き部分含めかなり軽くてあっさりさらさら読めてしまいます。現時点では貸本屋じゃなく図書館とかで普通に学園ミステリでもいい感じでした。まだ二人が身分を隠すきっかけになった事件の方がそのままで気になるので続きもでたら読んでみたいです。
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『英国マザーグース物語』と同じ時代舞台で同じようなミステリ配分 ホームズとワトソンが入れ替わっているのは少女小説としてどうかなと思わないでもないが あんまり同じ過ぎてもこまるし そもそも少女小説ではないものがコバルト文庫でない意義なのかもしれない この作品はまったく変わっていない...
『英国マザーグース物語』と同じ時代舞台で同じようなミステリ配分 ホームズとワトソンが入れ替わっているのは少女小説としてどうかなと思わないでもないが あんまり同じ過ぎてもこまるし そもそも少女小説ではないものがコバルト文庫でない意義なのかもしれない この作品はまったく変わっていないけれども 敢えて新レーベルで出すならもっと雰囲気変えるべきだったのでは 『贅沢な身の上』とかを見るとそのままではコバルトでも困るのかもしれないが いかんせん引きが良いが少なく登場人物が揃ってこないと訴求が弱いかも
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十九世紀末、ロンドン郊外で伯爵家の生まれという身分を隠し貸本屋を営む兄妹と、寄宿舎時代の兄の元ファグな後輩青年と小さな二人の弟達がそわそわする微笑ましさ。三話目では殺人が関わるけれどそれよりもドイル現役中に読むホームズや若草物語、外国的料理やお菓子の然り気無くクラシカルな趣が良く...
十九世紀末、ロンドン郊外で伯爵家の生まれという身分を隠し貸本屋を営む兄妹と、寄宿舎時代の兄の元ファグな後輩青年と小さな二人の弟達がそわそわする微笑ましさ。三話目では殺人が関わるけれどそれよりもドイル現役中に読むホームズや若草物語、外国的料理やお菓子の然り気無くクラシカルな趣が良くすぐに引き込まれた。
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身を隠している貴族だとか過剰な兄妹愛とか、ちょっとこっぱずかしい系かと思いきや、貸本屋で本にまつわる日常・非日常の謎を解く展開だったので楽しめた。
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「ビブリア古書堂」の洋モノ…ということでしょうか。 が、いかんせんそれぞれの話にまつわる「事件」の推理に無理がある。無理やりこじつけた感が半端ない。 この物語の核になっている兄弟の話自体をメインにして、無理やりビブリアっぽくするのはやめたほうがいい気がする。 気になるのはセリ...
「ビブリア古書堂」の洋モノ…ということでしょうか。 が、いかんせんそれぞれの話にまつわる「事件」の推理に無理がある。無理やりこじつけた感が半端ない。 この物語の核になっている兄弟の話自体をメインにして、無理やりビブリアっぽくするのはやめたほうがいい気がする。 気になるのはセリフの言い回し。ところどころ不自然な感じ。 ラノベだとはいえ、「ビブリア…」の方がセリフの言い回しや謎解きや設定が丁寧だと思う。
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