世界の終わりのいずこねこ の商品レビュー
西島大介会心の傑作「世界の終わりのいずこねこ」 「幼年期の終わり」などを下敷きにパンデミックと推しをキーワードに2015年でこれを描いたとはすごい。作中の言葉に「みんな等しく不幸になったからよかった」とあったが現実と照らしてみても悲しすぎる。
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相変わらず絵はうまい。主張も納得するけど設定と話の展開が相変わらずうすっぺらくてイマイチ。つぎはぎの文章に絵が添えてあるみたいになってる。 古典SFからの引用もうーん…自分がSFに向いてないだけかもしれない。 この作者が表紙を担当している他の本にも言えることだが、装丁が魅力的...
相変わらず絵はうまい。主張も納得するけど設定と話の展開が相変わらずうすっぺらくてイマイチ。つぎはぎの文章に絵が添えてあるみたいになってる。 古典SFからの引用もうーん…自分がSFに向いてないだけかもしれない。 この作者が表紙を担当している他の本にも言えることだが、装丁が魅力的でジャケ買いしたくなる。
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アイドル文化に馴染めないので「いずこねこ」の存在は全く知らなかった。なんであれアイドルを推すにはある種の協調性みたいなものが必要っぽくてそこに個人的に馴染めない感じがする。 それはさておき、内部からこういった自己批評的な表現が出てくるのは文化としての齢を重ねたせいでもあり、飽和に...
アイドル文化に馴染めないので「いずこねこ」の存在は全く知らなかった。なんであれアイドルを推すにはある種の協調性みたいなものが必要っぽくてそこに個人的に馴染めない感じがする。 それはさておき、内部からこういった自己批評的な表現が出てくるのは文化としての齢を重ねたせいでもあり、飽和に達しているからなのかもしれない。作品を描く西島さんの手つきはいかにも作者らしいと感じるが、そこにもやはり違和感を感じるのは作者もまたアイドル文化の外側のポジションにいるからじゃないのかなと思う。 「ラストサマー」とか「幼年期の終わり」等はSF好きオッサン臭が漂っていたりもする。
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アイドルのいなくなった世界。壮大なSFであると同時にアイドル論。あまり多くは語られないので難解。映画と一緒に読めばなお楽しめそう。映画観よう。 https://www.youtube.com/watch?v=oCF9cwI3HE4
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『世界の終わりのいずこねこ』コミカライズ読んだけど本当にミイケ先生は『凹村戦争』の凹沢アルのその後みたいに見えてくるから不思議だ。ミイケ先生=西島さん≒凹沢である。東京というローカライズな場所と文化について震災後に広島に移住した西島さんの認識とアイドルという文化の物語だな。
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