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MIXIM☆11(ワイド版)(参) の商品レビュー

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2015/04/20

あくまで、私個人の考えだけど、ファンタジー要素の強い少年漫画ってのは、キャラのアクションやバトルで、読み手をワクワクさせてこそ、だと思う 主人公や仲間が、漫画だとしても、冗談じゃないくらい厳しすぎる修行で、薄っぺらくない強さを手に入れて、とんでもなく強い敵と闘って、圧勝もしくは僅...

あくまで、私個人の考えだけど、ファンタジー要素の強い少年漫画ってのは、キャラのアクションやバトルで、読み手をワクワクさせてこそ、だと思う 主人公や仲間が、漫画だとしても、冗談じゃないくらい厳しすぎる修行で、薄っぺらくない強さを手に入れて、とんでもなく強い敵と闘って、圧勝もしくは僅差で勝つって展開に、何歳になってもドキドキしちゃうんですよねぇ、私 そんな成長できてない私を満足させてくれる、少年漫画を描いてくれる漫画家の一人が、この安西信行先生 この3巻も、少年漫画としての芯が太くて面白かった 双子座の加護を受ける桃子の課す、トレーニングの中で着実に強くなっていくコツを、それぞれに掴んでいく壱松、竹蔵、そして、小梅 見事、強さが形になったのも矢先、影炎の一席、DODOが率いる「12の難業」とガチバトルに突入 確かな実力を持つ強敵たちと、一対一で戦う、この展開で胸が熱くならない訳がない 美しい戦いをしないクズが倒されるのもスカッとするが、この巻で言うトコの、ステュム=パリデスのような信念を持っている敵が登場すると、改めて、「さすがだなぁ、安西先生」と思える なので、この3巻で私がベストバウトだと思うのは、壱松vsステュム=パリデスだ 壱松らが星座の力を借りて戦う設定だけあって、敵役の名前が、ギリシャ神話の中でも特に有名で、戦闘力もズバ抜けて高い、半人半神の英雄王・ヘラクレスですら、そう簡単には下せなかった怪物の名前ってのも、少年漫画らしくて好きだ また、この『MIXIM11』は私が大好きな戦闘シーンだけでなく、個の成長や仲間の絆が深まるイベントも、男らしく、だが、決して粗暴にならないよう描かれているので、そこもお勧めする理由だ この台詞を引用に選んだのは、決して強そうには見えないキャラが、自分が友人の足を引っ張ってる、そんなコンプレックスを乗り越え、男としても人間としても、大きくなる瞬間ってのは、読み手に勇気を与えてくれるからだ

Posted byブクログ