桐竹勘十郎と文楽を観よう の商品レビュー
文楽人形遣いによる、文楽についての説明。 文楽の舞台裏や、人形の衣装を作る過程が、写真入りで紹介されていて、とてもわかりやすい。 小学校で文楽を授業に取り入れているところがあるとは知らなかった。 最後に生い立ちに触れられている。 文楽人形遣いの父を持ち、下火だった文楽座の手伝...
文楽人形遣いによる、文楽についての説明。 文楽の舞台裏や、人形の衣装を作る過程が、写真入りで紹介されていて、とてもわかりやすい。 小学校で文楽を授業に取り入れているところがあるとは知らなかった。 最後に生い立ちに触れられている。 文楽人形遣いの父を持ち、下火だった文楽座の手伝いをしていて、他の伝統芸能のように、幼少の頃から、芸を叩き込まれるのではなかった点や、あえて他の人形遣いの弟子になった理由など、興味深かった。
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6年生の教科書・光村図書(下) 「狂言」で”柿山伏”を扱う単元がある。『伝統芸能に触れよう』ということがねらいと考えられる。 そこに、「歌舞伎」「文楽」「能」が少し紹介されているが、そのときに使う資料として活用できる。だいぶわかりやすく書かれた文章になっているが、それでも6年生に...
6年生の教科書・光村図書(下) 「狂言」で”柿山伏”を扱う単元がある。『伝統芸能に触れよう』ということがねらいと考えられる。 そこに、「歌舞伎」「文楽」「能」が少し紹介されているが、そのときに使う資料として活用できる。だいぶわかりやすく書かれた文章になっているが、それでも6年生に解説するには、説明が必要だろう。 巻末に桐竹勘十郎さんの「ぼくが人形遣いになったわけ」という文章が載っている。ストレートな文章で、これは子どもたちにもよく理解できるだろう。キャリア教育の面でも活用できる資料だ。
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要は人形劇なんだけど、とっても遠いイメージの文楽。 元は大衆芸能だったはずなんだけど。 男性の世界のままというのも、今の時代には取り残されている感もある。 そのまま、それも伝統として残していくのか、それとも、伝統の中の新たな風として、これからいろいろなことが変わっていくのか・・...
要は人形劇なんだけど、とっても遠いイメージの文楽。 元は大衆芸能だったはずなんだけど。 男性の世界のままというのも、今の時代には取り残されている感もある。 そのまま、それも伝統として残していくのか、それとも、伝統の中の新たな風として、これからいろいろなことが変わっていくのか・・・。
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