すみれびより の商品レビュー
芙蓉が語る植物の話に嬉しそうに耳を傾ける西澤っていう図がもうすごくほっこりする。出てくる登場人物いい人しかいない〜!いじめっ子や芙蓉母を除いてですが。 優しくていい話だった…好き…。
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久々に再読。 とてもしずかで穏やかなお話ですが、慎ましやかで健気な初恋が、季節の草花と共に、とても丁寧に描かれています。 月村奎先生の代表作といえる1冊ですよね。 なぜか、2回目に読んだ方がしっくりきて、最初から泣きながら読みました。 芙蓉はこの先、たくさん愛されて幸せになって...
久々に再読。 とてもしずかで穏やかなお話ですが、慎ましやかで健気な初恋が、季節の草花と共に、とても丁寧に描かれています。 月村奎先生の代表作といえる1冊ですよね。 なぜか、2回目に読んだ方がしっくりきて、最初から泣きながら読みました。 芙蓉はこの先、たくさん愛されて幸せになってほしい。 二人のその後もとても読みたいです! 草間さかえ先生のイラストもイメージにぴったりでした。
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つつましさがこの本の魅力。植物の話がたくさん出てきて楽しい。もっとおばあちゃんの話あってもよかったな〜
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下町の昔ながらの下宿屋を舞台にした再会幼馴染みもの。特に何か事件があるわけでも劇的な展開がある訳ではないけれど情緒ある描写にほっこりした気分になりました。昭和っぽい舞台に草間さんの絵柄がまたぴったりでこれまた味わい深い佳作。
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ひそやかな初恋が実るじんわり心が温まるような優しい話だった。芙蓉を好きすぎてどうかしてる西澤好きでした…wそれに、口下手だけど本当は芙蓉を大切に思ってくれてるおばあちゃんや、ペーパーの息子の芙蓉への気持ちを知っていながら見守ってくれてる西澤のお母さんとか、家族が素敵だった。芙蓉はうんと幸せになるといい。
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冒頭にみすゞの詩。とても丁寧に構成されたのが分かる内容でした。初夏にピッタリ。 下宿を営む祖母を手伝う受けと、そこで再会した初恋で元同級生の攻め。虐待やらいじめやらで可哀想な過去を持つ受けでしたが、再会してだんだん救われていく様子がとても気持ちいい。 とにかく王子様然…否、委員長な攻めが地味な受けにベタ惚れでムッツリで最高でした。とても魅力的で、軽く執着入ってるのもまた善し。しかも登場人物皆好い人!田上さんグッジョブーー!!攻めの嫉妬メラメラ好きなんです。 どうでもいいけど、今日読んだ漫画でも雑草の話が出てきた(しかも「ふぐり」ネタ共通(笑))
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同級生再会。西澤(攻)が芙蓉(受)を偶然見つけて・・・。西澤が芙蓉を庭に植えていて「芙蓉だよ」って芙蓉に。泣きそうでした。芙蓉が幸せになれそうでよかった!おばあさんも口下手だけど新しい下宿人に毎回「孫をよろしく」って言うくらい芙蓉のことを気にかけていて、いいおばあさん・・・。口下手だけど。西澤がさわやかでやさしいのに、なのにすごいヤキモチ焼きでちょっと笑ってしまいました(笑)
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月村さんワールド全開なお話&設定でした!すっごく良かった〜〜!!ネガティブで不幸な生い立ちの子が幸せになっていく過程が大好き。華やかなお話じゃないけど、タイトル通りスミレのような可憐さと優しい雰囲気がすごくいい。地味なお話大好き!!
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安定の月村さん。安定すぎて、先の展開が読めるところが欠点といえば欠点。けれど、口下手同士の祖母との関係や、雑草に向ける優しい視線や攻への健気な片想いなど、月村さんならではの情景描写に、相も変わらずキュンとさせられます。後書きでますます自虐に磨きがかかってきてますが、月村さんらしさ...
安定の月村さん。安定すぎて、先の展開が読めるところが欠点といえば欠点。けれど、口下手同士の祖母との関係や、雑草に向ける優しい視線や攻への健気な片想いなど、月村さんならではの情景描写に、相も変わらずキュンとさせられます。後書きでますます自虐に磨きがかかってきてますが、月村さんらしさを失わずこのまま突っ切っていって欲しい。
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ほっこり。 ネグレクトでいろんな傷を抱えた受けが、幸せになる話。 幸せに臆病な様とか、痛みがわかるからこその優しさとか人物描写が月村先生の細やかさで生き生きしてました。 攻めは優等生なのに、意外と嫉妬深くて若者らしい強さがあったり。 とても優しい気持ちになれる一冊でした。
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