1,800円以上の注文で送料無料

時穴みみか の商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/04/08

もし自分がひとつの前の時代に行ったら、どんな感じになるのかなとワクワクしながら読みました。最後の現代のつながりにほんわかな気持ちなりました。

Posted byブクログ

2021/05/11

ちょっと探してみたんだけど、なぜ気になったのか、自分的出典が見つからず。図書館でYAの書棚にあったから、きっとそういう系の書評からだったとは思うんだけど。それはさておき、本作は意外に楽しめました。タイトル通りのタイムリーぷものだけど、辿り着く先の昭和と、現代であるところの平成が、...

ちょっと探してみたんだけど、なぜ気になったのか、自分的出典が見つからず。図書館でYAの書棚にあったから、きっとそういう系の書評からだったとは思うんだけど。それはさておき、本作は意外に楽しめました。タイトル通りのタイムリーぷものだけど、辿り着く先の昭和と、現代であるところの平成が、味わい深く対比されていて、読み進める推進力になってくれる。結末部分もなかなかに感動的。良かったです。

Posted byブクログ

2016/10/13

表紙のゆめ可愛い感じのデザインに惹かれて。中身は良い感じに裏切られたというか、正しくレトロ可愛い。 中身は2010年代を生きてる11歳(数日で12歳)の美々加が猫を追いかけて昭和49年にタイムスリップしてしまう話。 小岩井家の次女さらとして扱われ、大好きな平成に居るママの元へと...

表紙のゆめ可愛い感じのデザインに惹かれて。中身は良い感じに裏切られたというか、正しくレトロ可愛い。 中身は2010年代を生きてる11歳(数日で12歳)の美々加が猫を追いかけて昭和49年にタイムスリップしてしまう話。 小岩井家の次女さらとして扱われ、大好きな平成に居るママの元へと帰りたい、と昭和に違和感を抱きワガママを言いながら順応してくわけですが。 世代ドンピシャではないけど、昭和生まれの自分には親戚が住む幼い頃の田舎を思い出して懐かしくなる所が多かった。 それは昭和の数々もそうなんだけど、全然便利じゃない身の回りや、話を聞かない大人やがさつな男子だったりへの苛立ちとか、都会暮らしのひとりっ子の妙な頑固さも含め。 なんだか不思議な読了感の話でした。

Posted byブクログ

2016/02/13

小学六年生の大森美々加は、学校の帰り道、黒猫の後をつけて神社の木の洞をくぐり抜ける。するとそこは、昭和49年の世界で、美々加は小岩井家のさらちゃんになっていた。結局タイムスリップした理由は、わからないままでしたけど、元の世界では味わえなかった兄弟のいる家族や友達のいる学校生活を味...

小学六年生の大森美々加は、学校の帰り道、黒猫の後をつけて神社の木の洞をくぐり抜ける。するとそこは、昭和49年の世界で、美々加は小岩井家のさらちゃんになっていた。結局タイムスリップした理由は、わからないままでしたけど、元の世界では味わえなかった兄弟のいる家族や友達のいる学校生活を味わえたことは、よかったのかな。ラストも、優しい終わり方で良かったんですけど、美々加が来る前のさらはどうなったの?とか、いろいろ疑問も残りました。まぁそんな諸々は気にしないでおくなら、美々加の昭和体験記って感じで面白かったかなと。

Posted byブクログ

2016/02/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

美々加、甘えん坊で宝塚が大好きな11歳。 バツイチママと二人で暮らしている。 ある日、学校の帰り道に出会った黒猫ちゃんの後をついていったら、 昭和49年にタイムスリップしてしまった! そして目が覚めたら、小岩井さやという女の子になっていて…。 もうね~めちゃめちゃ楽しい時間でした♪ カバーがこれまた可愛くて、 こんな絵柄のビニール製の筆箱持ってました。 小岩井家での暮らしぶりが、昭和生まれにはたまらなく懐かしい。 カルピス・ハイクラウンチョコレート・瓶のヨーグルト リリアン・ママレンジ・魔女っ子メグちゃん 給食の先割れスプーン・あげパン・銀紙に包まれたマーガリン ゴムでできた虫・超合金ロボット 懐かしい~~。 ひ弱でお薬のシロップや肝油ドロップを飲まされているさや。 テレビのCMを真似てふざけてばかりいる、お気楽な弟まさお。 まるで幼い頃の自分と弟みたいで苦笑い。 余談ですが、私は文明堂のくまちゃんのCMが映ると大喜びしたそうです♪ 美々加と仲良しのクラスメート達、小岩井家の温かな家族団らん。 あぁこの感じ… 昭和のあの風景がまざまざと甦って来ます。 これだけ便利な生活が当たり前となった今、 それと引き換えに、人は大切な何かを失ったのかもしれませんね。 かといって、あの時代で今また生活できるとは思えないけれど。 タイムスリップのつじつまとか、難しいことはよくわかりませんが、 最終章#生まれる日は心が震えました。

Posted byブクログ

2015/06/20

小岩井家の皆さんが大好きです。 イイ家庭で暮らすと、何かあっても大丈夫ですよね。 読み終わった後、ほんわりしました。

Posted byブクログ

2015/06/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

美々加は母子家庭でママが大好きの甘ったれの小学6年生。 ママの恋人の熊田さんに嫉妬心を燃やし、引っ込み思案で頭のいい美々加が、 道草途中にタイムスリップしてしまったのは、昭和49年の時代だった。 小岩井さん家の次女のさらちゃんとして、昭和の古き良き時代の生活を送る日々。 包容力のあるママさんに、力強いパパさん。 優しいお姉ちゃんに、アホのまさお。 美々加が平成から来たと信じてくれる心優しき4年生のクラスの友達。 最初からなにか読んだことがあるなあと思ったら 美々加だった。少女怪談と願いに出てきた美々加。 ふとした偶然でまた会えて嬉しい。 さらちゃん本人どこいった云々は考えるとキリがないから無視して 最後、さらちゃん(美々加)が死んでしまったところが、 意外にも切なくて、平成に戻った美々加が小岩井さん家族と再会するところがまたぐっときた。 そう、よかったよ)^o^(

Posted byブクログ

2015/05/22

平成生まれの少女が昭和49年に5ヶ月間タイムスリップしてある家族と暮らす。懐かしい、あった、あった、そうだった。昭和生まれの私も、記憶を引っ張りだされ、一緒にタイムスリップしながら読んだ。時空、記憶、成長、生と死、不思議。表紙の絵のインパクトも強く、相乗効果で楽しめた本だった。

Posted byブクログ