1500件の片づけをした遺品整理の専門家が教える親が死んだとき後悔する人、しない人の実家の片づけ の商品レビュー

内藤久(著者)

2023/05/27

実家の片付けが気になっているので、読んでみた。

実家の片付けは、親が亡くなってからと生きているうちにやるパターンがあるが、亡くなってだと肉体的にも精神的にもつらいので、親が元気なうちに共同作業でやることを勧めるという内容。

親世代は物がない時代も経験しているので、何でももったいないと物をため込みがちで、子供がいらないと判断し説得しても、なかなか物が捨てないというのはどこの家でも起こっていることなんだと思った。
片付け本が流行って、物を捨てたり、フリマアプリで売ったりすることに抵抗のない世代が、親が元気なうちに親を引っ張っていかないといけないな思った。
併せて、親と意思の疎通ができるうちに共有しておかないといけないことを整理しようと思った。

2021/09/01

親が高齢で、いずれ実家を片付けねばならない。
散らかっていて、モノが多い家だ、どこから何を？と迷っている人には、役立つと思う。

片付け前に、親とのコミュニケーションが大切ってことも、よくわかる。勝手に捨てない、自分にはゴミでも親には思い出の品だ、とか。

こういった本は、片付け屋さんが大多数向けに書いている。例としてイレギュラーな案件があっても、自分の事情が別のタイプのイレギュラー案件だと、あまり参考にはならない。

すでにわかっている、知っている内容がほとんどだったので20分で流し読み、メモ取らず。

わかっていても読む効能の一つに、長期にわたる、実家片付けのモチベーションを保つ、という効果がある。
なかなかできなくても、諦めない気持ちを保つという効能、自分には必要。

2015/03/27

言わんとするところは解らないではないが、同じような内容を繰り返して述べている感はぬぐえない。
巻末のQ&Aが実際に実用的に役立つところのようだ。