自分でつくれる200年家系図 の商品レビュー
、この本はその名の通り、自分でつくる家系図を開設した本です。以前は自分の家の先祖のことなど興味はありませんでしたが、2年前にふとしたことから家系図を作成してもらったことがあり、なんとなく気になっていました。 当時は、行政書士の事務所に作成を依頼したのですが、この本によれば自分で...
、この本はその名の通り、自分でつくる家系図を開設した本です。以前は自分の家の先祖のことなど興味はありませんでしたが、2年前にふとしたことから家系図を作成してもらったことがあり、なんとなく気になっていました。 当時は、行政書士の事務所に作成を依頼したのですが、この本によれば自分で戸籍をとりよせて、そして古い戸籍にまでさかのぼることで江戸時代の自分の先祖まで辿ることができるようですね。 さらには、菩提寺を訪ねることや、古文書を調べることで更に遠い先祖までわかる可能性があるそうです。私の家系は武家と聞いているので、分限帳を調べるとイイみたいです。一枚の文書から次々に自分の先祖までたどることができるのは楽しそうだなと、この本を通じて思いました。 以下は気になったポイントです。 ・家を単位とした戦前の戸籍(明治19,31、大正4)と、夫婦を単位とした戦後の戸籍(昭和23,平成6)があるが、日本の戸籍は戦前戦後と通して、戸籍の繋がりがしっかりとしている(p12) ・戸籍は本籍地を管轄する市区町村に申請して取得、申請書に取得範囲を「現在のものから出生までさかのぼるもの」と指定すれば、出生までの戸籍をすべて出してもらえる(p16) ・軍歴証明書は、軍隊に所属していた方の記録がある。旧海軍は、厚生労働省社会・援護局業務課 調査資料室海軍担当宛に申請可能(p24) ・戦後になって家族をひとつの単位とした戸籍に代わり、既婚者は自分の戸籍を作って出ていった(p40) ・江戸時代は、いずれかのお寺に檀家として登録されて、その檀家がなくなると、お寺では過去帳に記録を残した(p74) ・名字の制度は大和朝廷時代に始まった氏姓制度に始まる、氏とは血族、姓とは、職階をさしている(p78) ・明治期まで、庶民は自由に転居できなかったので、戸籍を最後まで遡った本籍地に先祖が住んでいた可能性が高い(p82) 平成27年4月25日作成
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