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オトコのカラダはキモチいい の商品レビュー

3.5

12件のお客様レビュー

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2023/11/05

愛が深すぎる人たちの楽しい猥談?いやもう真剣にトークしてて、目の前で見てるかのようなリアルな一冊。「アナル」という単語が使われすぎてて、うつりそう(笑)

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2018/03/27

読み物として面白い?対談形式の本はほとんど読まなかったが良かった。 時代によってのBL、女王様やゲイ視点での男体について。

Posted byブクログ

2016/06/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なんでもインターネットで情報が得られると思っている方も多いが、やはり本でないと得られない情報もある。この本はそういう意味では貴重だ。でも読むのはやはり一部の人に限定されるだろう。残念のことだ。

Posted byブクログ

2016/03/12

対談をまとめた会話形式のため読みやすい。腐女子とは何か、男性の性感帯とは何か、普段あまり意識しないが身近なことを研究していて面白い。なかなか手を出しづらいタイトルと表紙のインパクトに反した内容のわかりやすさだった。

Posted byブクログ

2015/11/09

男の快楽について。アナル、おっぱいというところの話。 余りに下ネタな雰囲気もする、至極まじめに考えられる対談になっている。 生物学的な観点、BLやおいという文化的な観点、文明批評的な観点、社会学的な観点。様々な視野が散りばめられています。 個人的に気になったのは、ゲイの世界での...

男の快楽について。アナル、おっぱいというところの話。 余りに下ネタな雰囲気もする、至極まじめに考えられる対談になっている。 生物学的な観点、BLやおいという文化的な観点、文明批評的な観点、社会学的な観点。様々な視野が散りばめられています。 個人的に気になったのは、ゲイの世界での「タチ不足」BL世界での「攻め不足」ノンケの世界での「S不足」という共通した懸念が現れていたところに興味が惹かれる。性も消費の対象になり「してもらう/ もらいたい」ものになっているのか。リスクをとってチャレンジしない社会の停滞が波及しているのかなと。一方で「自称S」は自分本位のセックスに陥りがちという状況もあり、この一種の「草食化」でもいいのではないかと、著者たちが若干諦観しているのが少し複雑。 以下気になったフレーズ。 「(AV男優が前立腺責めを受けて)『やられたことによって女性の気持ちがわかるようになりました。明日から女優さんにもっと優しくなれます』といってくれる」(P15) 「『抱いている』か『抱かれているか』を決めているのは性器ではなく、あくまでも脳内の概念でしかない。」(P200-10)

Posted byブクログ

2015/08/09

まあ、おかしな本である。しかし、不真面目ではない。  男性のオーガズムを追求するAVレーベル「マザーズ」の主宰・二村ヒトシ、上野千鶴子ゼミ出身の社会学者でBL(ボーイズラブ)研究の金田淳子、『婦人公論』編集部出身で情報番組「とくダネ!」の月曜コメンテーターとしても知られるエッセイ...

まあ、おかしな本である。しかし、不真面目ではない。  男性のオーガズムを追求するAVレーベル「マザーズ」の主宰・二村ヒトシ、上野千鶴子ゼミ出身の社会学者でBL(ボーイズラブ)研究の金田淳子、『婦人公論』編集部出身で情報番組「とくダネ!」の月曜コメンテーターとしても知られるエッセイスト・岡田育。この3人が、男性の性的快楽、その可能性の中心を探究する。  結論から言えば、男性は自分でコントロールできない受動的な快楽に慣れていない。慣れていないから怖れ、遠ざける。それはときに、多様な快楽を初めから排除し、また異端視する規範となって、男性の性的自由を随分と狭めている。場合によっては、女性や同性愛者への無理解に基づく偏見や蔑視にも繋がっている。  そこで、乳首や前立腺への即物的な刺激でスイッチを入れ、制御不能な快楽に身を委ねてみたならば、男性はより自由に解放され、性的にも社会的にも得るものが大きいと説く。そのためにいくつもの体験談や資料が紹介され、また、男性の性を自由に描くBLの先見性が再発見される。  これは、セックス(身体)の解放を通じて、ジェンダー(規範)からの解放を促す、社会変革の方法論を提示した本として読める。もちろん、ただのエロ話として読んでもおもしろい。

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2015/05/24

興味本位もあったけれど、文化考察としてとてもおもしろかった! 「やおい穴は『心の穴』だから、構造とか深く考えちゃいけないんだ。心の穴に精神的なナニを突っ込んで心と心でつながるのがやおいなんだよ」 という文章に、非常に納得した。 あるキャラが好きであっても、自分とそのキャラの絡みを...

興味本位もあったけれど、文化考察としてとてもおもしろかった! 「やおい穴は『心の穴』だから、構造とか深く考えちゃいけないんだ。心の穴に精神的なナニを突っ込んで心と心でつながるのがやおいなんだよ」 という文章に、非常に納得した。 あるキャラが好きであっても、自分とそのキャラの絡みを決して想像しない、むしろ壁紙(壁の神)でありたい、という感情も論理的に説明してある。 あるキャラについて、自分の理想を事細かに注文して妄想するのはエゴのかたまり、という指摘にも、はっとした。 ラスト近くの「女も男もゲイもノンケも、全員がリバ化するのが、みんなにとって幸せってこと?」というのは、考えさせられた。深いよ、これ。 多様性というより、根本的に性や愛のあり方が変わりつつある、可能性が広がりつつあるのかも。

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2015/05/03

腐女子とAV監督が、SM嬢やマゾ、リアルゲイをゲストに交えつつ、男性のカラダについて語らう本。といってもほとんどはBLの世界観と生身の男性器との概念的実際的なすり合わせをおこなっていくような内容で、男性はこう刺激されると気持ちいい、という実用的な内容は数ページ。それでも普段の生活...

腐女子とAV監督が、SM嬢やマゾ、リアルゲイをゲストに交えつつ、男性のカラダについて語らう本。といってもほとんどはBLの世界観と生身の男性器との概念的実際的なすり合わせをおこなっていくような内容で、男性はこう刺激されると気持ちいい、という実用的な内容は数ページ。それでも普段の生活で触れる機会のない人には、かなり面白い本。男性はとくに、新たな快感を得る方法を学べる、かも。

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2015/03/26

腐女子とAV監督との異色の対談。 二次元のみならず三次元にいたるまで語り合っています。 とりあえず、読んでまず思ったことは、 やおい穴は、あったんだ。 男性でもそうなるんだ。 BL小説が現実に!? です。 うまく言葉にできませんが、とかく面白いです。 腐女子のみならず男...

腐女子とAV監督との異色の対談。 二次元のみならず三次元にいたるまで語り合っています。 とりあえず、読んでまず思ったことは、 やおい穴は、あったんだ。 男性でもそうなるんだ。 BL小説が現実に!? です。 うまく言葉にできませんが、とかく面白いです。 腐女子のみならず男性の方にも読んで頂きたい一冊です。

Posted byブクログ

2015/03/20

BLにおける男性の性的な表現を中心に、BL評論家、AV監督、ゲイ男性が徹底的に語り尽くすという非常に興味深い一冊。これが予想以上に面白かった。男性の体を「開発」するって、これからもっと意識されるべきだと思う。という気にさせられた。

Posted byブクログ