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今しかおへん 篆刻の家「鮟鱇屈」 の商品レビュー

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2016/01/02

明治19年、金沢から京都に出てきた加賀藩前田家の藩士の息子水野栄次郎は、口入屋の紹介で福田印判所という判子屋に奉公することになる。書の才能を活かし、めきめきと篆刻の腕をあげていく主人公。文明開化の時代の京都の風俗もうまく描かれており、いい作品に仕上がっている。

Posted byブクログ