ハッカソンのつくりかた の商品レビュー

大内孝子

2018/12/19

・ハッカソンを通じて、何らかの成果物が得られる。
・ハッカソンにおける情報の流れは、ある事柄を様々な面から捉えることに適している。
・「楽しいっていう雰囲気がなかったら、絶対にアイデアは生まれない」
・Hackには、仕組みを書き換える、既存のものを新しい視点を入れて作りなおすというニュアンスがある。
・オープンイノベーションというと二の足を踏む企業でも「まずは外部と一緒にハッカソンを開催しませんか」
・いかに東京にできないことを先にやるか。
・短期集中で、分野の異なる人達が集まって、ある目的の為に取り組む。

2018/10/18

開発と言えば暑苦しくバッチイ感じこそと思っている世代なので、さらりとしてあまり温度感なく清潔な、今風の本だなぁと思った。

P102　みんな知らないひとなので、まずは、お互いどんな考えなのかということころから人間的なつながりを丁寧にやっていく必要があるんです。いきなり全員の前で自分のことを話せと言っても難しい。最初は1対1、次は4人くらいとちょっとずつやって行きながら、次のステージとして本質的な議論、アイデアソンに移行していくというように温めていくんです。たき火に例えるんですが、たき火の火を起こすときに最初から薪をたくさん入れたりはしません。

P110　developers lifeの向上（報酬や社会的地位というわけではなく、世の中的な印象）

P143　コミュニケーションがもたらす力はありますよね。コア・ブースター・プロジェクトは企業向けにやっているものなんですが、企業同士でやると見積の問題が大きい。どうしても異なる業界で、知らない者同士だと、コミュニケーションコストを考えて、高く見積もりあってしまう。それをうまく吸収するシステムではあると思います。

2017/01/02

日本におけるハッカソンの歴史や、それぞれのハッカソンのスケジュールや手法などが記載されていた。
とりあえず国内の現状を知るためには手っ取り早く便利。

2016/08/24

2016.08.24 タイトル通り、ひと通りハッカソンの輪郭を理解することができた。文中にもあったがこれがハッカソンの理想形というものがあるわけでもないので、この理解をベースに模索していけば良いのではないかと感じた次第です。

2016/03/30

memo
https://github.com/IAMAS/makeathon_agreement/blob/master/agreement.md

2016/01/28

2015年27冊目「ハッカソンの作り方」読了。

yahoo主催のOpenHuckDayの見学をしに行ったことがあってハッカソンに興味を持った。とりあえず研修などの参考になればと思い読んだ一冊。

内容としては、ハッカソンの事例、目的、歴史などなど。概要を把握するにはちょうど良い。「ヒャッカソンなんてあるんだ～」「へ～この企業さんもハッカソンやってるんだ～」などなど。自分たちの得意分野を組み合わせて何かをつくるという活動には共感が持てる。いつかそういうイベントでも考えてみようかなと。（「明日のコミュニティラボ」はメモしとこ…）

（以下抜粋）
「出てこなくなってから先が未知のアイデアなんです。自分の潜在意識に触れ始めるのがそこから。表層的なアイデアを早く出してしまうことが重要なんです。表層意識から潜在意識に変わってくるときのモヤモヤが大事で、その瞬間におもしろいことをやっていないと辛いだけなんです」

2015/05/30

ハッカソンについて書かれた、日本初の本。

国内各地で開催されるハッカソンを調査し、主催者にインタビューしたりして、各ハッカソンの概要や特徴をまとめている。

ハッカソンに参加してみたい、ハッカソンを開催してみたい、ハッカソンの仕組みが気になるなど、ハッカソンに興味がある人にはぜひまず読んでもらいたい本。

2015/03/13

ハッカソンの手引書。事例と共にハッカソンの流れから取り組む姿勢を記述している。
ハッカソンで期待できることは出会いときっかけである。その中で生まれた関係やアイデアをいかに次につなげるかが重要でそこで終わりにしてしまってはただのイベントである。

また、成功するハッカソンに共通していることは主催者と参加者の方向性や気持ちが一致し「共創」する状態に入っていることだ。MBSハッカソンはその一成功例。

角さんが語るハッカソンの効果
①出会いの場（アライアンス先の探索やリクルーティング
②研修（能力開発だけでなくコミュニケーション力の強化や目的意識の醸成
③プロモーション（技術提供、サービス、主催団体
④R＆D

ハッカソンでもコピーでも何か課題を解決し、そこにいるターゲットを心地の良い状態へ導くものでなければ価値が無いと感じる今日この頃。