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サンティアゴの東 渋谷の東 の商品レビュー

3.5

14件のお客様レビュー

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2024/05/02

様々な場所を舞台に、人の再会や別れなどの場面が描かれた短編集。 淡々と、でもその場が目に浮かぶような描写は心地よい。 瀬戸内の島は直島かなあ。 それぞれクセはありつつ、いそうなキャラクターが良いなと思った。

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2019/10/21

失恋だったり、家族と会ってなかったり、そんな少しセンチメンタルになる人々がふとしたことで前向きになる心の動きを書いたショートストーリー 代々木公園の話とチリのサンティアゴの話と、身近な場所が出てきたので親近感が湧いた。

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2018/10/17

どの話も瑞々しい反面淡々とした雰囲気で、ほの甘くてほの苦い、ミルクたっぷりの温かいカフェオレみたいだった。特に母娘のベルギー旅行を描いた「アントワープの迷子」が、一緒にベルギーに来たみたいに鮮やかで華やかに感じられて良かった。それぞれの話で津軽に上海、他、舞台が色々あって楽しかっ...

どの話も瑞々しい反面淡々とした雰囲気で、ほの甘くてほの苦い、ミルクたっぷりの温かいカフェオレみたいだった。特に母娘のベルギー旅行を描いた「アントワープの迷子」が、一緒にベルギーに来たみたいに鮮やかで華やかに感じられて良かった。それぞれの話で津軽に上海、他、舞台が色々あって楽しかった。「瀬戸内海の魔女」の広海は途中まで女の子と思っていたから、間違いに気付いた時にちょっとびっくりした。

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2016/10/13

うさぎパンの作者さんの本をひさしぶりに。 表紙とタイトルのかわいさに惹かれました。 このところいしいしんじさん読んでたから、読みだすとやはり現代的。抽象的なほうがつかれてるとき、ぼおっとしたいときの自分の頭には入りやすいんだなと感じました。読めるときと読めないときがある。わりと頑...

うさぎパンの作者さんの本をひさしぶりに。 表紙とタイトルのかわいさに惹かれました。 このところいしいしんじさん読んでたから、読みだすとやはり現代的。抽象的なほうがつかれてるとき、ぼおっとしたいときの自分の頭には入りやすいんだなと感じました。読めるときと読めないときがある。わりと頑張って読んでします。でもたきわさんの本は割と好きです。 ・サンティアゴの東 渋谷の西 まずやはりタイトルが好きです。お話は、すこーし苦いというか甘酸っぱい恋愛。誰でも感じたことあるんじゃないのかな?とても共感しました。ちょっと自慢ぽい言い方するとかね。。すでに結婚してるとかね。 ・津軽のリュウニー そうそう。結婚相手ってひょんなことから見つかるんだろうなあって思った。お寺をしている家庭のひとと結婚?っていうリアルもなんだか共感。 ・上海の仏蘭西料理店 家庭の事情。。そういう裏側があったんだなあと思った。それにしても娘の結婚相手の男性が性格よすぎでしょ。笑。

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2015/11/28

瀧羽先生にしては、普通だったかな? 世界観というか、オチというか。 なのでさらりと読めちゃう、普通のハートフルストーリー短編集でした。 私は、海外から国内の旅行をしているような気持ちになりつつ読みました。とりあえず上海行ってみたいな

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2015/06/21

著者の作品は初めて(だったと思う)。世界中のあちこちでの様々な出来事。読んでいる間はそれなりに小説世界を楽しめた。が、読了後まで残る"何か"が私には感じられなかった。

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2015/06/13

サンディアゴ、上海、アントワープ、津軽、瀬戸内海、渋谷。いろいろな街が舞台で様々な事情の人の心情を繊細に描いた短編集。どのストーリーも心があたたまって大好きでした。

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2015/06/13

相方がひょうひょうとしている話が多い。主人公は困惑。津軽の話は先に言ってあげなきゃダメだよ、と気の毒になった。

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2015/06/06

サンティアゴ、青森、上海、瀬戸内海の島、アントワープ、渋谷。。 様々な場所で繰り広げられる人間ドラマが描かれた短篇集。 初恋の人との再会、恋人の実家に初めて向かう、絶縁状態の娘の婚約者が訪ねてくる、新婚旅行のつもりが直前で別れて母とのふたり旅になる、離婚する夫婦…など 状況は様...

サンティアゴ、青森、上海、瀬戸内海の島、アントワープ、渋谷。。 様々な場所で繰り広げられる人間ドラマが描かれた短篇集。 初恋の人との再会、恋人の実家に初めて向かう、絶縁状態の娘の婚約者が訪ねてくる、新婚旅行のつもりが直前で別れて母とのふたり旅になる、離婚する夫婦…など 状況は様々。 人物の描写はもちろんのことながら 各街、都市、場所の描き方がとても生き生きとしていて それぞれの場所に出かけて行ったような感覚がありました。 また行ってみたいなーと思った場所もあったり。 主人公たちはなんらかの問題を抱えていたり 不安があったりするのだけど ラストはなんだかそれぞれが前進したような感覚があり 読後感がいい作品でした。 特に、好きだったのは『アントワープの迷子』 ベルギーに行きたくなりました。 あと母と娘の関係とかリアルで感情移入しやすかったなー。

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2015/04/19

様々な場所での何気ない出会いを描いた6の短編。いろんな人達のいろんな出会いが優しい眼差しで語られていてあったかい気持ちにさせてくれる。いろんな街の情景も楽しめる一冊。

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