櫻子さんの足下には死体が埋まっている 謡う指先 の商品レビュー
シリーズ7作目。短編3作+おまけのショートストーリー。 前作でシリアルキラー・花房の影が2人の傍まで忍び寄ってきたので、いよいよ直接対決かと思ったら、進展なしでちょっと肩透かし。 それでも、花房の影におびえ疑心暗鬼になりながらも、自分と周りの人たちを信じようとする正太郎が、少しず...
シリーズ7作目。短編3作+おまけのショートストーリー。 前作でシリアルキラー・花房の影が2人の傍まで忍び寄ってきたので、いよいよ直接対決かと思ったら、進展なしでちょっと肩透かし。 それでも、花房の影におびえ疑心暗鬼になりながらも、自分と周りの人たちを信じようとする正太郎が、少しずつ成長しているようで微笑ましい。 そして、櫻子さんの口から語られた正太郎への想い。2人の独特な関係が、温かくもちょっと切ない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「アサヒ・ブリッジ・イレギュラーズ」はアニメで観ていたので内容はわかっていたけれども、アニメよりも描写が詳細なので面白かった。モーニングリング(mourning ring)という指輪があるとは知らなかったので大変ためになりました。 正太郎が助けた(金銭的には磯崎先生だが)犬の「ウルフ」、アラスカン・マラミュートという犬種も全く知らなくて気になるので調べました。なるほど~、”ウルフ”という名前をつけたのも頷けます。
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7冊目~傷ついたアラスカン・マラミュートを拾って治療するのに磯崎先生の金を使って回復したが,元気になると逃げ出して,先生からはアクリル漬けした標本の磨き削りを代償として求められた。手が荒れると鴻上がハンドクリームを塗ってくれ残りを呉れたが,翌日から上靴の紐が切られたり買ってきたパ...
7冊目~傷ついたアラスカン・マラミュートを拾って治療するのに磯崎先生の金を使って回復したが,元気になると逃げ出して,先生からはアクリル漬けした標本の磨き削りを代償として求められた。手が荒れると鴻上がハンドクリームを塗ってくれ残りを呉れたが,翌日から上靴の紐が切られたり買ってきたパンがなくなったりパンの中に針が混入していたり机の中にゴミが突っ込まれていたり家の前に小動物の死体が転がっていたり…嫌がらせが始まった。鴻上に好意を持つ友の今居を疑いたくない。購買のお好みパンを食べようとして仕込まれていたカミソリで親指を切る怪我を負った。櫻子は今年来たばかりの副担任の教師が鴻上に好意を寄せて起こしたのだと謎を解く。冬の花火を見物に行った鴻上は遺書らしき手紙とプラチナに人工ダイヤが嵌まった指輪を拾う。探しても落とし主は見つからず,自殺かと必死に探すが,櫻子は遺骨を焼いて人工ダイヤにしたもので,別の人間と生きていくことを決めた女が決別のために川に流そうとしたと断定する。東藤家の一人・耕四郎が旭岳に所有する別荘で亡くなり,片付けに向かったが,息子の耕治の運転するスノーモービルが這松の穴にはまって往生し,櫻子が捜索に来て救出されるが,今度は停電で閉じ込められた。暖炉に火を点そうとすると,人の左薬指の骨が出てくる。死んだ男の指らしいが,書斎の奥に隠し扉を見つけ,地下のバスタブで死蝋化した女性の遺体が見つかった~こんなに博識な櫻子さんの長編になるかなぁ…底流を流れるドラマを見据えようとしたが,この本はちょっと肩透かし…冬が終わり,蝶の季節だとエピローグで!…消えたけど礼物を捧げるウルフは再登場するか?仙骨ってのが本当にあって吃驚
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美味しいもの食べたり、ヘクターラブラブしてたり、櫻子さんになでなでしてもらってる正太郎はほっこりするんだけどな。。 新たなわんこも可愛いですし。 今回わかんなくなったのだけど、鴻上は正太郎が好きなんじゃないのか? あきらかにバレンタインデーの回は好きなんだろうと思ったんだけど。 ...
美味しいもの食べたり、ヘクターラブラブしてたり、櫻子さんになでなでしてもらってる正太郎はほっこりするんだけどな。。 新たなわんこも可愛いですし。 今回わかんなくなったのだけど、鴻上は正太郎が好きなんじゃないのか? あきらかにバレンタインデーの回は好きなんだろうと思ったんだけど。 しかしメンタル系の人が周りにいすぎて怖い。あと死体もね。まあコナン君に比べたらましかもしれないけども・・・旭川怖いw
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『骨』に対して強い執着を持つ20代半ばの標本士・九条櫻子と旭川市在住の高校生・舘脇正太郎が人の死に絡む事件の謎を解明していきます。 本作は従来通り短編三本構成。その内【アサヒ・ブリッジ・イレギュラーズ】は骨に関する知識がないと解決出来ない真相でシリーズの特徴をよく活かしていると思...
『骨』に対して強い執着を持つ20代半ばの標本士・九条櫻子と旭川市在住の高校生・舘脇正太郎が人の死に絡む事件の謎を解明していきます。 本作は従来通り短編三本構成。その内【アサヒ・ブリッジ・イレギュラーズ】は骨に関する知識がないと解決出来ない真相でシリーズの特徴をよく活かしていると思いました。鴻上百合子視点で展開されるという新たな試みも良かったです。 しかし、プロローグに出てきたウルフはヘクターと被るので微妙な要素でしたし、【Bloody Valentine’s Day】の犯人はバレバレで拍子抜け。エピローグの正太郎の態度は、「自分は惣太郎の代わりでもいい」と受け入れた前作の件は何だったのかと戸惑ってしまいました。 また、シリーズとして見ても花房に関しては全く進展がなく、物足りない一冊でした。
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おもしろいおはなしでした。やっぱり櫻子さんのことを私は好きです。次がもう出てしまったので、早く次が読みたい!!
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三冊まとめて読んだ二冊目。 読みやすさは相変わらず。 そろそろ話を畳みに行ってもいいんじゃないかなぁとは思う。 しかし高校生男子がここまで自分の感情に疎くなるものだろうか。
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なかなか面白い。シリーズ物なので、もうそろそろええんじゃないかなと思いながらも、読みきってしまった。
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一人称小説 北海道に住まう正太郎少年と異次元の存在の少女櫻子との交流には骨と死体が付きまとう 文学の香りがします
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シリーズ最新作。全体的に盛り上がりを欠いたこともさりながら、櫻子さんと正太郎くんの仲を急速に縮めようとする一連の描写が気に入らない。アニメ化企画が始まり、表紙イラストが急にアニメ調になったのも気に入らない(と言いつつショタ化しつつある正太郎くんに萌えてしまうのだが)。累計6巻・6...
シリーズ最新作。全体的に盛り上がりを欠いたこともさりながら、櫻子さんと正太郎くんの仲を急速に縮めようとする一連の描写が気に入らない。アニメ化企画が始まり、表紙イラストが急にアニメ調になったのも気に入らない(と言いつつショタ化しつつある正太郎くんに萌えてしまうのだが)。累計6巻・60万部でのアニメ化はさすがに早いでしょう。本シリーズでは恒例となっている、櫻子さんが動物の遺骸を鍋で煮込むシーン、本当にアニメで放映するの!?
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