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完璧な夏の日(下) の商品レビュー

3.4

15件のお客様レビュー

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2015/05/06

後半になってもだるさは変わらず 視点変化が多いからか、わかりにくいまま読了。とにかく読み手である自分が不調だから余計に乗れない。残念。

Posted byブクログ

2015/03/29

上巻に引き続き、第二次世界大戦におけるユーバーメンシュたちの戦いの様、そして、東西冷戦時代を経て現代にいたるまでの彼らのその後が描かれます。 上巻の冒頭で、オブリヴィオンがフォッグと会ったのは、彼らの上司オールドマンの元に呼び寄せ、フォッグの戦時中の報告書で語られていなかった事...

上巻に引き続き、第二次世界大戦におけるユーバーメンシュたちの戦いの様、そして、東西冷戦時代を経て現代にいたるまでの彼らのその後が描かれます。 上巻の冒頭で、オブリヴィオンがフォッグと会ったのは、彼らの上司オールドマンの元に呼び寄せ、フォッグの戦時中の報告書で語られていなかった事柄について、真相を聞き出すためでした。 オールドマンの事務室と過去がテンポよく切り替わりながら物語は進みます。 そして思いがけないエンディング。 フォッグ、オブリヴィオン、オールドマンのそれぞれが抱える様々な苦悩や願望が絡み合い、ややほろ苦くもありつつ、爽やかな幕切れに大きく息をつきました。

Posted byブクログ

2015/03/09

Twitterでアメコミぽいとの評判だったので、釣られて購入。読んで納得。作者がかなり意図的に書いている感がある。自分はさほどアメコミに詳しくないので、あーと思う程度だったんですが、詳しい人はにやっとする仕掛けがもっとあるんじゃなかろうか。 話は過去現在、それと場所がかなり頻繁...

Twitterでアメコミぽいとの評判だったので、釣られて購入。読んで納得。作者がかなり意図的に書いている感がある。自分はさほどアメコミに詳しくないので、あーと思う程度だったんですが、詳しい人はにやっとする仕掛けがもっとあるんじゃなかろうか。 話は過去現在、それと場所がかなり頻繁に入れ替わるので、最初は読みづらいかも。ザッピングのような感覚で謎を積み上げ解く印象。その辺もアメコミというか映像に近い感覚なのかな~。SFというよりはミステリーとまでは行かないけれど謎解きメインなのかなと? あと比較的伏線がわかりやすいので、それを探して読むのも楽しいかも知れない。個人的にはちょっと最後脱力してしまった。 ただ正直に言うとこのボリュームだとこの値段はちょっと高いかな…。

Posted byブクログ

2015/03/03

下巻。 第二次大戦終結後のエピソードを挿入しながら、『いったい、あのとき、何があったのか?』が徐々に明かされて行く。SFというよりはミステリのような構成で、上巻に続き淡々とした語り口が作品の雰囲気に合っている。 ラストのどんでん返しも良かった。

Posted byブクログ

2015/01/29

ひとつの戦争の終わりは、べつの戦争のはじまりに過ぎない。老いることのない異能力者たちは、無数の戦場で果てしない闘いを重ねる。そんな血と憎悪にまみれた世界にも確かに存在した愛と、青年たちの友情。そしてフォッグはついに、彼が呼び出された理由である、終戦直後のある事件に隠された真実を語...

ひとつの戦争の終わりは、べつの戦争のはじまりに過ぎない。老いることのない異能力者たちは、無数の戦場で果てしない闘いを重ねる。そんな血と憎悪にまみれた世界にも確かに存在した愛と、青年たちの友情。そしてフォッグはついに、彼が呼び出された理由である、終戦直後のある事件に隠された真実を語りだす。 “暴虐の世紀”の最中にあって〈夏の日〉と呼ばれたあの少女は、異能力者たちすべての運命の鍵を握っていたのだ。 解説=渡邊利道

Posted byブクログ