小説 ちはやふる 中学生編 ハードカバー版(一) の商品レビュー
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◆「かるたを続けてたら、また絶対会える」離ればなれになる新と交わした約束を胸に、中学に入学した千早と太一。千早はかるた仲間を探そうとするが、空回りばかり。太一は秀才が数多く集まる開明成中学で自分の限界を知り、かるたへの情熱を失っていく。千早と太一の距離は少しずつひろがっていき…。漫画では読めなかった中学時代を描く、まぶしすぎる青春かるた小説、誕生!! (^^)<Comment アニメ→漫画…とすっかりどハマりしてしまった「ちはやふる」。 みんなが高校生になるまでの過程を描いた小説版(中学生編)が図書館にあったので、早速借りてみました。 内容はすごく濃くて、小説で読めてよかった! 登場人物の心理描写やカルタの描写がすばらしいです。 漫画原作者の末次先生もあとがきでおっしゃっていたけど、漫画で描ききれないカルタの知識が、すごいふんだんに扱われています。 第1巻はいわゆる「東京編」で、千早と太一の中学入学直後の様子がていねいに描かれていておもしろかったです。 千早と数少ないカルタに興味を持ってくれた先輩やカルタ好きを理解してくれた友人との出会い。なぜ陸上部に入ったのか。 受験校に入学し、自分が井の中の蛙であったことを知った太一の葛藤や成長。そして、なぜ高校生になって天才に挑む覚悟が自然とできていたのか。太一の精神力の強さの原点をかいまみることができました。
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映画を観た人もいるかもしれませんね。『ちはやふる』の小説版です。百人一首に興味を持って、覚え始めた小学生もいます。みなさんは何首覚えていますか?好きな歌がありますか?
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