自分を傷つけずにはいられない の商品レビュー
良本。自傷する人、サポートする人向けの本。専門用語も、少なくわかりやすい内容。 周りの声掛けも大切。
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流石の松本氏の書籍。難解な言葉を一切使わず系統だって自傷臨床について語った書籍は他にない。 医療者が読んでも十分に勉強になるのではないかと思う
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「自分を傷つけてしまう人のためのレスキューガイド」に続けて、サポートする立場の者として読んでみた。 内容的には「レスキューガイド」と重なる部分も多いが、こちらの方が全般的により詳しく説明されている。「レスキューガイド」にない内容として、本書では、日常生活での注意点の章があり、こ...
「自分を傷つけてしまう人のためのレスキューガイド」に続けて、サポートする立場の者として読んでみた。 内容的には「レスキューガイド」と重なる部分も多いが、こちらの方が全般的により詳しく説明されている。「レスキューガイド」にない内容として、本書では、日常生活での注意点の章があり、こちらも参考になる。
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自傷に関する本をたくさん書かれているそうで、この本は当事者に向けた初めての本。 自傷する人は10代の10%いるということに驚いた。そう言われてみると、自分も小学生〜中学生の頃にどうにもならない苦しみ・怒りを自分にぶつけたことを思い出した。 自傷と言っても刃物で手を切るだけが自傷で...
自傷に関する本をたくさん書かれているそうで、この本は当事者に向けた初めての本。 自傷する人は10代の10%いるということに驚いた。そう言われてみると、自分も小学生〜中学生の頃にどうにもならない苦しみ・怒りを自分にぶつけたことを思い出した。 自傷と言っても刃物で手を切るだけが自傷ではなく、壁を殴ったり、頭をぶつけたりなど、自分の身体が傷つく行為はそれにあたると聞いて、自傷という言葉がさす範囲が広がった。 私自身は刃物はないけれど、腕に爪を立てたり、捻ったりしたことがあり、その時の感情が本書に書かれていた通り、とてつもない心の苦しみを紛らわす効果があったような気がした。 よく「リストカットする人は結局死ぬ気なんかないんだ」という声を耳にするけれど、そういった態度が余計に相手を傷つけ、自傷行為がエスカレートして最悪の場合は死に至ることもある。 身体の痛みは心の鎮痛薬ということが理解できると、きっと自傷の人に対する理解が深まり、優しくできるようになると思う。
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とても良かったです。 文体は優しく語られていて、文章はとても読みやすくわかりやすいです。当事者にもその周りの方にも、また自傷行為など依存的な心理学(表現があってるかわかりませんが)を知りたい人にも良いと思いました。 本当に患者さんのことを考えて寄り添っているのがとても伝わります。
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自傷を行う人へ書かれた本。 自傷を受け止め、そこに現れる心の動きを説明し、解決策を提示する。 中高生の約1割は自傷をしたことがある 自傷の理由の6割は「不快感情をやわらげるため」 孤独な対処策 孤立している 他人を信じられず、助けを求められない 自分に自信がなく、助けを求められ...
自傷を行う人へ書かれた本。 自傷を受け止め、そこに現れる心の動きを説明し、解決策を提示する。 中高生の約1割は自傷をしたことがある 自傷の理由の6割は「不快感情をやわらげるため」 孤独な対処策 孤立している 他人を信じられず、助けを求められない 自分に自信がなく、助けを求められない つらい記憶も切り離している →そのため、何がつらくて切ったのか、本人にもわからないことがある 自傷する人は、言葉で自分の気持ちを表現するのが苦手なことが多い コントロール成功体験 自分を傷つける関係性 - 否定される関係性 - 支配される関係性 - 本当のことをいえない関係性 ちょっと失敗したくらいで自分を責めないでください。 自傷日誌をつけて、出来事と事象との関係を分析する トリガーとアンカー トリガーの強烈さランキングを作る 置換スキル - 刺激的置換スキル - 鎮静的置換スキル 褒められ依存症 適度な運動 「PIUS」という気持ちの伝え方 生活のスケジュールを立てる 助けを求め、相談する
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当事者(自傷)ではないのですが、生きることが苦しい人々に向ける、松本先生のメッセージに共感しています。 装丁が優しくきれいで、それだけでもほっとします。 読むのは2回目だったのですが、今回は生きるつらさ、困難さを松本先生にとてもわかってもらえている、それが文章から感じられて、それ...
当事者(自傷)ではないのですが、生きることが苦しい人々に向ける、松本先生のメッセージに共感しています。 装丁が優しくきれいで、それだけでもほっとします。 読むのは2回目だったのですが、今回は生きるつらさ、困難さを松本先生にとてもわかってもらえている、それが文章から感じられて、それだけで安心しました。 参考になったのは、様々な生い立ち、生きづらさを抱えている人達にとって、行うことについて全てが、自傷傾向になりやすいところがあるといった内容です。 私なりの理解なのですが、健康のためのウォーキングも、早起きも、節約も、何だか実際の自傷ではないけれど、それに似た様相になってしまう。自分を害する、傷つけるまでやってしまうところがある。そこに共感して、自分の行いをゆるめていきたいなと感じました。 また折にふれて読みたい本です。
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自傷というとリストカットを思い浮かべるが、セルフネグレクトや過食といいうものも含まれる。ツイッターで見かけて本を読んでみた。 自傷をしてしまったとき、そのことについて自分を責めがちだが。それはそれとして認めよう。つらいことから逃れるために自傷という手段をとっていることを認識し...
自傷というとリストカットを思い浮かべるが、セルフネグレクトや過食といいうものも含まれる。ツイッターで見かけて本を読んでみた。 自傷をしてしまったとき、そのことについて自分を責めがちだが。それはそれとして認めよう。つらいことから逃れるために自傷という手段をとっていることを認識しようというもの。己の状況をシステマティックに記録するのが吉となっているが、結局のところ、今の自分を許容できるかどうか……なのかもしれない。優しい口調で書かれていて、読んでいて暖かい気持ちになる本。自分を大切にできてないなと思う人におすすめ。
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ロジックが明快。絶対に当事者を責めない・裁かない暖かな文章も特徴的。困っている当事者にも安心して勧められる良書。
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どうしてなんだろう、どうしてわたしはみんなを悲しませてもやめられないんだろうってずっと思ってた。 何度も泣きながら読んだ本。
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