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おまめごとの島 の商品レビュー

3.5

25件のお客様レビュー

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2016/12/19

イケメンなのになぜだか弱気。そんな主人公に親近感がわく。 舞台は小豆島。目の前に海がみえてくる、そんな作品。 かなりシビアな問題もあるけど、ほのぼの感いっぱい。ほんわか元気になれる小説でした。

Posted byブクログ

2015/04/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

秋彦を「傷心ワケありのイケメン」って悲劇っぽく描かれてるけど、不倫をして家族を裏切ったのは秋彦なのに。そんな大胆なことしたクセに、頼りないし、はっきりしない。何だかイメージが掴みづらい人物像だなぁ。 仕事で長期間海外に行くからって・・・遥を預けるのに連絡一つ寄越してこない元妻もちょっとヘンじゃない?遥ってまだ小学生だよね?それをポイッと丸投げ?帰国の連絡も突然で、遥に東京に戻ってこいと一方的だし。普通なら、いくら別れた相手でも事情を話して「いついつぐらいまでお願いします」ってなるんじゃないかなぁ。非常識だなぁ。そういうのって子供の教育にも良くないと思うんだけど。

Posted byブクログ

2015/03/10

デビュー作のお父さんと伊藤さんで、いいなと思い楽しみにしていた二冊目の著書の舞台は小豆島! わたし小豆島大好きです。小豆島だけでなく瀬戸内海の島々、主に豊島がでてき、直島やら犬島、男木島も名前が出てきたりとその土地を旅したものからするとなんか嬉しくなる! さてさて。ムダにイケメン...

デビュー作のお父さんと伊藤さんで、いいなと思い楽しみにしていた二冊目の著書の舞台は小豆島! わたし小豆島大好きです。小豆島だけでなく瀬戸内海の島々、主に豊島がでてき、直島やら犬島、男木島も名前が出てきたりとその土地を旅したものからするとなんか嬉しくなる! さてさて。ムダにイケメンで物静かな秋彦は東京から訳ありで小豆島で暮らすことになった。メルマガミネコに週刊誌のごとく追われ笑、島の生活に不満を持つ真奈美と、結婚やら恋愛を諦めた言間子とのごたごたに巻き込まれながらも秋彦は過去を消化できずにいて、そこに東京からこれまた美少女と以外形容できないくらいの秋彦の娘の遥がやってきて大波乱。 文字通り生死を彷徨いハッピーエンド。 という普通な話だったけど、感情移入しやすいし、本物の悪い人がいないってのがいいよね、みんな憎めない。島特有のコミュニティーの描写とか。(でも小豆島って大きいからあんなに島の中の人外の人とかなさそうな気がしたんだけどな) そこそこに面白かったです。この著者はセンスがいい。じわじわくるような、そう、メルマガミネコのババアとかね笑。そのセンスに次回作にも期待します。

Posted byブクログ

2015/02/20

傷ついてバラバラになった心を透明なガラスで覆って必死に自分を保っている遥のその姿に胸が痛む。そして遥をそんな風にしてしまった秋彦の不器用な愛情も切ない。 そんな2人と、同じように傷付いて島へと逃げて来た言問子の3人を救ったのは島の自然とおせっかいな島民たち。そんなに簡単に修復され...

傷ついてバラバラになった心を透明なガラスで覆って必死に自分を保っている遥のその姿に胸が痛む。そして遥をそんな風にしてしまった秋彦の不器用な愛情も切ない。 そんな2人と、同じように傷付いて島へと逃げて来た言問子の3人を救ったのは島の自然とおせっかいな島民たち。そんなに簡単に修復される関係ではないのだろう。多分もっと時間をかけてきちんと向き合っていくべきものなのだろう。でも、でも、島の持つ力を信じたい、と思う。傷付いた心を包み込みその傷と正面から向き合わせる、そんな島の力を信じたい、そう思った。

Posted byブクログ

2015/01/05

スピーディなドタバタが面白くて一気に読んだ。秋彦の駄目っぷりには読んでいてため息が出るほど。しかし、誰の人生でも一度は何かから逃げたくなる時ってあるよなと自分の体験を思い返した。 島の住人のキャラクターが個性たっぷりに面白く、山本さんとミネコがもっとでてこないかな?と楽しみにし...

スピーディなドタバタが面白くて一気に読んだ。秋彦の駄目っぷりには読んでいてため息が出るほど。しかし、誰の人生でも一度は何かから逃げたくなる時ってあるよなと自分の体験を思い返した。 島の住人のキャラクターが個性たっぷりに面白く、山本さんとミネコがもっとでてこないかな?と楽しみにしながら読み進めた。中でも気丈に振る舞う遥が、とてもかわいそうで秋彦しっかり!と何度も歯を食いしばりながら読んだ。 読みながら何度もクスッと笑った。全部明るい話というわけではないのに不思議。

Posted byブクログ