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世界の六大料理基本事典 の商品レビュー

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2020/03/27

私が、繰り返し何度も読んでいるこの本。服部幸應先生の『世界の六大料理基本事典』。フランス・イタリア・スペイン・中国・日本・イスラムなど、各国の調理法を比較し、全体像を概観することができます。各国における郷土料理の傾向などは、丸暗記を目指してます。

Posted byブクログ

2022/06/01

世界六大料理、と聞いて、全部がすっと思い浮かぶだろうか。 イタリア、フランス、スペイン、中国、日本、そしてイスラム。僕は最後がトルコかインド料理かなと思ったので、近いながらも呼び方は外れてしまった。トルコ料理は、イスラム料理の中の一つとして紹介されている。インド料理は、イスラエ...

世界六大料理、と聞いて、全部がすっと思い浮かぶだろうか。 イタリア、フランス、スペイン、中国、日本、そしてイスラム。僕は最後がトルコかインド料理かなと思ったので、近いながらも呼び方は外れてしまった。トルコ料理は、イスラム料理の中の一つとして紹介されている。インド料理は、イスラエルと並んで別口で取り上げられている。 事典と名が付きながら読みもの、という本は数多いが、この本は本当に辞典である。服部幸應著、ということで、もっと食育みたいな話かと思っていたが、ずっとストイックな、食材、調理、道具のこと。 料理用語の6ヶ国語対訳表があって、これは料理の呼び名をつけるのに楽しそう〜なんて素人考えが浮かぶけど、プロは自分のジャンルの料理ならすでに知っているだろうから、ここから新しいことを考えられるのは、やっぱりアマチュアだけだな、と悦に入る。ところで、この6ヶ国語は、イタリア語、フランス語、スペイン語、中国語(北京語)、日本語、の他に、英語である。 あれ? 英語? イギリスも、ついでに言えばアメリカも、六大料理に入っていませんぜ。多分かすってもいない。なんだろうなあこれは。腑に落ちないなあ。イスラム料理の項では、もちろん英語ではなく彼の地の呼び名で紹介されてはいるのだが。 なんてのは小さい話。料理関連オブジェクトが洋の東西を問わず次々に出てくる、このマシンガン的、というかおもちゃ箱的というか(いや、一応料理毎に順番になってるんだけど)、幕の内弁当的というか、全てがディープではないけれど、いろんなものに手が出せる、という楽しみ。 食い物のウンチクはあんまり喋りたくないので、読んだところでフフフとなるばかりではあるが、まったく楽しいのである。 イスラム料理も作ってみようかなあ。けど、僕ら、日本料理って普段食べてないからなあ。 いつか世界一大料理、になる日が来てしまうのか。そんな日が来ませんように。

Posted byブクログ