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350万円で自分の家をつくる 改訂カラー版 の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2019/05/17

 こないだ読んだのは、小屋暮らしを数例紹介して、こんなライフスタイルありますよ~的な。  それ読んだ俺も、小屋暮らししたいなぁ~というゆるーい本でした。  が、本書ガチです。  小屋暮らししたいなぁ~の段階は吹っ飛ばして、土地探しから地盤調査、確認申請の仕方から始まる。  理想...

 こないだ読んだのは、小屋暮らしを数例紹介して、こんなライフスタイルありますよ~的な。  それ読んだ俺も、小屋暮らししたいなぁ~というゆるーい本でした。  が、本書ガチです。  小屋暮らししたいなぁ~の段階は吹っ飛ばして、土地探しから地盤調査、確認申請の仕方から始まる。  理想はユルいけど、現実はガチなのな。  ここまでガチで出来るものではないけど、適度に大工仕事はしてみたい素人なので、セルフビルドキットがよさそうね。  やるならば、のハナシ。

Posted byブクログ

2017/09/06

筆者がセルフビルドで建てた自邸について、土地探しから完成までを綴った本です。 各工程ごとに工事中の写真やイラスト(いずれも白黒)を交えて丁寧に解説しています。建築の専門的な知識が無い人でも理解できるように書かれているので、セルフビルドやリフォームを検討されている方はもちろん、これ...

筆者がセルフビルドで建てた自邸について、土地探しから完成までを綴った本です。 各工程ごとに工事中の写真やイラスト(いずれも白黒)を交えて丁寧に解説しています。建築の専門的な知識が無い人でも理解できるように書かれているので、セルフビルドやリフォームを検討されている方はもちろん、これから建築を学ぶ学生にもお勧めの一冊です。家づくりの仕組みがよくわかります。初めて家を作る人が陥りやすい失敗や、ちょっと難しい工事については、アドバイスがあります。道具につての説明も丁寧。また、コラムには筆者自身の失敗談なども掲載されているので、いざ、自分が作る際には大いに参考になります。この本で紹介しているのは、筆者の自邸一件のみですので、この本を隅から隅まで読めば自分の家ができる!というわけではありませんが、この本をベースとして知識を深め、自分の家づくりに役立てることができると思います。ちなみに、この本では、土地探し→敷地の測量→建築確認申請→工事→建物登記と、自邸完成の最後の最後まで筆者が自分でやったことが載っています。素人でも建築確認申請や建物登記申請ができるように解説された本は今まで見たことがありません。セルフビルダーのための新しいタイプのハウツー本ではないでしょうか。

Posted byブクログ

2015/09/10

家を建てようとしている人ならどこから読んでも面白いでしょう。家を建てる予定はない私だけど、知っているようで死ならないことや、知らないようで知らないこと、つまり壁の中になにが詰まっているかとか、床下に埋まっているのは何かとか、天井裏がどんな作りになっているかとか、そういうことがわか...

家を建てようとしている人ならどこから読んでも面白いでしょう。家を建てる予定はない私だけど、知っているようで死ならないことや、知らないようで知らないこと、つまり壁の中になにが詰まっているかとか、床下に埋まっているのは何かとか、天井裏がどんな作りになっているかとか、そういうことがわかって面白い。 夫婦の共同作業で二人の仲が悪くなる話なども、非常に面白い。 照明器具はけっこう簡単に手作りできるとか、小さい家が、小さいゆえに寒くないとか、経験談はいちいち面白い。家を作るときに、おおらかになっていい部分と綿密に厳密にきっちり詰めるべきところを教えてくれるのも親切だと思いました。 でも本気でこの家のまねをしたい人は、350万円とは別に浄化槽設置のお金がかかることに気をつけましょう。

Posted byブクログ

2015/05/26

350万円で家をつくる。 小屋でもなく、自給自足な生活にありがちなぼろ家でもない。 最新の設備と断熱を備えた機能的でシンプルな家。 それをセルフビルドする、自身の実践例を紹介している。 家を作るための敷居はずいぶん低くなっている。 DIYのためのツールが安価に手に入るようになり...

350万円で家をつくる。 小屋でもなく、自給自足な生活にありがちなぼろ家でもない。 最新の設備と断熱を備えた機能的でシンプルな家。 それをセルフビルドする、自身の実践例を紹介している。 家を作るための敷居はずいぶん低くなっている。 DIYのためのツールが安価に手に入るようになり、部材も決められた規格のものを注文することもできる。システムキッチンやユニットバスもトイレも規格品だ。 電気工事や水道などは資格をもった専門業者が必要になるけれど、それ以外の部分は、現代においては案外自分でもできる環境が整っている。 どこまでセルフビルドをするか、の割合にもよるけれど、なんだかDIYの延長上で、家が建てられてしまいそうな感覚になる。 決して、手抜きをしたつくりではなく、耐震性も考えられた十分に住める家である。読んで面白いと思うのは、それが自分にもできそうだ、という親しみを感じる体と思う。それだけ家を建てる、ということが身近なものになっているのかもしれない。 また、家を建てようとするとき、いかに人件費がその割合を占めているかがよくわかる。 家の見積もりをみるときの参考にもなるかもしれない。 あるいは、自分たちだけで、この部分はやります、など柔軟な対応ができるのであれば、本書を片手に部分的なセルフビルドやリノベーションも可能になる。 自分の家を自分で作る、一番納得がいく家ができるに違いない。

Posted byブクログ