山梨「地理・地名・地図」の謎 の商品レビュー
日本各地には興味深いことがたくさんある。山梨県もそうだ。山があるのにどうして山なしなのか。 山梨が県名になったのは、1871年の廃藩置県で、甲斐国から、一時的に甲府県となったのち現在の県名となった。山梨という名は、律令国家時代に誕生した4つの郡名の1つから由来している。 ...
日本各地には興味深いことがたくさんある。山梨県もそうだ。山があるのにどうして山なしなのか。 山梨が県名になったのは、1871年の廃藩置県で、甲斐国から、一時的に甲府県となったのち現在の県名となった。山梨という名は、律令国家時代に誕生した4つの郡名の1つから由来している。 山梨の語源について、かつて甲斐国に梨の木が多くあったからという説。また、献上する梨の産地近くにある神社の名に由来する説などがある。 甲府盆地の北限に御室山(おむろやま)があり、そこには山梨岡神社がある。この名が里の名前になり、郡名になったそうだ。 確定しているわけではないが、これならフムフムと思う。 山梨県と静岡県にまたがる富士山の山頂はどちらに属しているのか。歴史をひもとくとドロドロの争いで、ワイドショーや週刊誌が好む話題だった。 現在、県境未画定地という扱いになっている。富士山は、もともと霊峰富士をご神体とする富士本宮浅間大社所有地だった。江戸時代、明治時代、戦前、戦後と神社の所有地になったり、国有地になったりした。 1957年に名古屋地裁に行政訴訟を神社側が国にたいして起こした。17年の時をへて、1974年4月に最高裁が神社側の勝訴とした。8合目以上の土地400万平方メートルのうち、気象庁の観測所や登山道を除く385万平方メートルが浅間大社側に戻されることになった。 2004年12月に、東海財務局は神社側に正式に土地無償譲渡の通知書を交付した。 山梨県の興味深いことがギュットつまっている。行ってみたくなったなあ。
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甲府には何度か行ったこともあるし、現住地から距離的にそこまで遠方という訳でもないけど知らない事が多い山梨県。 やっぱり食が絡む話がそそります。 寿司屋が多いというのも驚いたし、ほうとうと養蚕の関連とか、甲州ワインの由来とか。 面白いのは「饅頭峠の饅頭石」、「味噌なめ地蔵」が印象...
甲府には何度か行ったこともあるし、現住地から距離的にそこまで遠方という訳でもないけど知らない事が多い山梨県。 やっぱり食が絡む話がそそります。 寿司屋が多いというのも驚いたし、ほうとうと養蚕の関連とか、甲州ワインの由来とか。 面白いのは「饅頭峠の饅頭石」、「味噌なめ地蔵」が印象深い。 あとは鉄道ネタが多めかな? 1刷 2021.1.8
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