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稼ぐ力 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2018/12/31

週刊ポストの連載記事の寄せ集めだった。巻末付録の特別英語講座「大前流プラクティカル・イングリッシュ習得法」は、タイトル通りプラクティカルだ。「言えなかったこと」や「わからなかったこと」に絞って問題解決を行なう学習法は、ビジネスで英語を使うようになって当たり前になった。ビジネスブレ...

週刊ポストの連載記事の寄せ集めだった。巻末付録の特別英語講座「大前流プラクティカル・イングリッシュ習得法」は、タイトル通りプラクティカルだ。「言えなかったこと」や「わからなかったこと」に絞って問題解決を行なう学習法は、ビジネスで英語を使うようになって当たり前になった。ビジネスブレイクスルーがトーストマスターズクラブを在校生や卒業生の英語学習に採り入れたのも、まさにその学習法に合っているからだろう。

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2016/05/24
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※このレビューにはネタバレを含みます

 今沈みゆく日本に必要なのは「稼ぐ力」なのだと、著者は断言する。  「稼ぐ力」とは、すなわち、余人をもって代えがたいスキルと意欲を持っている力である。  それを培うには、大志と目線の高さという土台に筋トレ(基礎の勉強)と頭の訓練を、そして働いたらゴールではなく学び続け、どんな難題でも解決できるスキルを積み重ねることが必須。そう述べている。  それは今まで大多数の人間には必要のなかったものであった。大量生産・大量消費時代には会社に「稼ぐ力」があったからだ。その時代に「会社を成長させてきた」と思っているおじさんたち(実際にそうなのかもしれないが)は、凝り固まった頭でどうすればこの国の危機を救えるのかうんうん考えている。65歳定年制?女性の活躍推進?裁量労働?いろいろ手を打っているが、著者のように本質を見極めている人がどれほどいるのだろう。  かく言うわたしも人気企業ランキング上位常連の会社に就職したこともあったが、無駄の多さ、くだらない常識に辟易した。そのときはうまく分析できなかったけど、この本に書いてある「仕事を定義できていない」という言葉がとてもしっくりきた。定型業務と非定型業務に分け、高い給料をもらっている人財は非定型業務に徹するべきなのだ。あの会社の人たち全員にこの本を渡したい。  自分の子どもには偏差値教育の犠牲者になってほしくない。自然と海外で学ぶ選択肢が目の前に現れるような環境を用意しようと決意した。

Posted byブクログ

2015/12/12

社会人になった後も、しっかり目標を持って勉強していくべき。著者の意見に共感。 英語は重要。ブロークンイングリッシュを使いこなせるように。 日本の教育には危機感。 移民を受け入れるべき。当たり前だと思うが、なかなか進まない。日本が沈んでいくだけ。

Posted byブクログ

2015/08/15

大前さんによる日本企業、教育に対する問題点とその対案をまとめた一冊。これから先必要となってくる能力、求められている力が明瞭に記されている。そのうえで日本経済が活性化させるためにはどうすればよいか、というテーマで問題提起されている。 非常に勉強になりました。

Posted byブクログ

2015/07/27

いろいろ悪く言う人も少なくないんだけど、本質をつきつつ、コンサルの無味乾燥な話じゃなくて、具体的なところが良いなあとあらためて感心。結構、いろんなテーマについて語っているけど、飽きることなく読み通せて、どれも納得。

Posted byブクログ

2015/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

リーダーにとって、大切な資質は時代と共に変わっていく。変化を受け入れず、過去の成功体験に甘んじる国や企業の経営者。 今必要なのはリストラによる小手先のコスト削減ではなく、そのような人たちを再教育して、稼げる人材を育てると言うのは納得できる話に感じました。無駄に派遣社員や非正規社員を作り出す安易な誰でもできる政策よりも、リーダーの資質が問われる能力だと思います。 英語力を鍛えたり、新しいものを積極に取り入れていくなど、いくつになっても、勉強する姿勢が必要!し自分がもう少し若かったらなんて、思いもしましたが、今できることをやろうと思います。

Posted byブクログ

2015/05/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文庫版で再読。 世界経済の動向の中での日本企業と働き手に求められるもの。キャリアパスと求められるスキルの身に着け方。 個人的には、今さらというところもあるが、自分でなければできない仕事、他の会社でも求められる能力を磨きたいと改めて思う。 ただ、やはりトップのエリート・ワーカーがターゲットになっていると感じられた。 15-127

Posted byブクログ

2015/04/23

会社の仕事には、標準化できる「定型業務」と標準化できない「非定型業務」がある。 同じ人がその両方をやるのは、非常に効率が悪い。なぜなら、サラリーマンは定型業務を優先する癖があるからだ。つまり、会社にとって重要な問題のほうが後回しになってしまうわけだ。

Posted byブクログ

2015/02/28

稼ぐ力というのは、自立ということ。 具体的には、会社がつぶれても新たな仕事を見つけることができるか、給料というコストに見合った利益を会社に提供できているかということ。 これを考えるのに、3つのマイルストーンが存在する。 1つ目は入社5年目までの期間で、上司がAといったことに対し...

稼ぐ力というのは、自立ということ。 具体的には、会社がつぶれても新たな仕事を見つけることができるか、給料というコストに見合った利益を会社に提供できているかということ。 これを考えるのに、3つのマイルストーンが存在する。 1つ目は入社5年目までの期間で、上司がAといったことに対してA+Bを実施するフェーズ。 2つ目は、そこから15年間(5年×3)の期間で、3つの異なる分野に秀でた力を持つよう務めるフェーズ。 3つ目は、その後の期間で、新規事業を立ち上げる力、ダメ事業を立て直す力、中核事業をさらに伸ばせる力を持つフェーズ。 この切り口だと、進むべき道は明らかで、自分には何が足りないのかがよくわかる。 まず今年は、ハードスキルの向上と英語力の向上です。

Posted byブクログ