購書術 の商品レビュー
付けたもの勝ちだろうけど書名に「私の」が抜けているのではないか。 本の出版、流通が成程と解る。 著者を育てるべく新刊本をすぐに買えという主張は一理ある。でも私にはそんな応援したい著者がいないんですけど。 手放した本が昔より中古で容易に入手できるようにはなったものの、私が欲しいよう...
付けたもの勝ちだろうけど書名に「私の」が抜けているのではないか。 本の出版、流通が成程と解る。 著者を育てるべく新刊本をすぐに買えという主張は一理ある。でも私にはそんな応援したい著者がいないんですけど。 手放した本が昔より中古で容易に入手できるようにはなったものの、私が欲しいような本は簡単には入手できない。やはり「本も見かけたら積読を恐れず買っておけ」だな。積読の山から見つからないのは別問題として。 手段問わず読めれば結構の自称?読書家が中小書店、中小出版社を滅ぼしているのだとは感じた。 確かに図書館は新刊人気本を多数買って貸し出しているが期間2週間で私には読了困難な大著もあるし順番が回ってくるまで半年から一年かかる場合もある。図書館の新刊人気本大量購入について著者の改善案を伺ってみたいものだ。 読み放題のサブスクではなく昔ながらの貸本屋が在っても良いのでは。一冊いくらで紙の本を貸してくれる貸本屋がというビジネスモデルが作れないものか。
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ブクログで教えていただいた本。 出版社社長で編集者でなおかつ作家でもあり、何より無類の本好きとしての著者の‘本の買い方’についての矜持、興味深く拝読させていただきました。 歯切れの良い文章で分かりやすく、業界裏話的な註※も充実していてへーと思うことがたくさんありました。 自分って本業界の事何も分かってなかったんだな、とちょっと落ち込んでもいます。 図書館の本を読んで返却してこうして拙い感想を書いているだけでは本業界に何も還元してないな、と。 新古書店で大人買いしてウヲーイと浮かれていたのが恥ずかしくなりました。 これから読む本は全部新刊で!とはいかないけれど「好きな作家を応援したいなら発売一ヶ月以内に新刊で買う」は実践したいなと思いました。
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編集者であり作家でもあり出版社の経営者でもあった著者が、本の本質や書店・古書店、本の整理など、本にまつわることを書いた本。 本書は本の買い方や整理の仕方に特化した、面白い一冊です。
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●「本の買い方」をテーマに書かれた本。珍しいので手に取った。 ●好きな作家の本は、すぐに買ってあげよう!それが、読者にできる最大にして最良の「作家を育てる方法」だ。 ●本から知識を得ているので、本を買うことで応援しよう!
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版元も大手書店で効率的に本が売れた方がいいので、そちらを集中的に営業する。 東日本大震災の時、避難所でジャンプが回し読みされて、ぼろぼろになった。
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自分の方法論を試行錯誤しながら形成していく。これこそ重要だが、それ以上の何かの気づきがあればいいが…。が、本書を読むくらいなら、その試行錯誤を自省する方がずっとよく、それで充分。
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本には買い方があった。買った本4万冊、作った本・雑誌500冊、書いた本50冊、読んだ本冊数不明。編集者にして作家、出版社経営者が伝授する、ほんの賢い「買い方」と本のオモテとウラ。(2015年刊) ・はじめに ・序章 本をめぐる言葉 ・第一章 書店の使い分け術 ・第二章 本の整理・...
本には買い方があった。買った本4万冊、作った本・雑誌500冊、書いた本50冊、読んだ本冊数不明。編集者にして作家、出版社経営者が伝授する、ほんの賢い「買い方」と本のオモテとウラ。(2015年刊) ・はじめに ・序章 本をめぐる言葉 ・第一章 書店の使い分け術 ・第二章 本の整理・処分術 ・第三章 本とは何か ・あとがき タイトルは物々しいが、本好きがうんちくを垂れる本として素敵である。
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「術」と書いているので、どんな術なのか気になって買ってみたものの、内容は終始、個人的な感想を並べただけ。感想に「なぜそう思ったのか」の理由が添えられていればまだ納得もできるが、それすらないので「ふーん」で終わる。 本書では、購入した本を目的別にカテゴリー分けすることが書いてある...
「術」と書いているので、どんな術なのか気になって買ってみたものの、内容は終始、個人的な感想を並べただけ。感想に「なぜそう思ったのか」の理由が添えられていればまだ納得もできるが、それすらないので「ふーん」で終わる。 本書では、購入した本を目的別にカテゴリー分けすることが書いてあるけど、僕は本書を即売る本にした。 それと「人が見た目が九割」でも失敗してしまったが、タイトル買いをしない!特に新書は! ということを再確認させてくれる本ではあった。
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購書術というタイトルだけあって、本の買い方(著者が実際に買ってきたやり方)が詳しく書かれていた。が、書店の使い分け(第1章)や本とは何か(第3章)に多くのページが割かれていて、私が知りたかった本の整理・処分(第2章)については、あまり書かれていなかった。それと、この著者は図書館を...
購書術というタイトルだけあって、本の買い方(著者が実際に買ってきたやり方)が詳しく書かれていた。が、書店の使い分け(第1章)や本とは何か(第3章)に多くのページが割かれていて、私が知りたかった本の整理・処分(第2章)については、あまり書かれていなかった。それと、この著者は図書館をよく思っていない。本好きかつ図書館勤務の者としては、意見が偏っているように見えた。
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うーん、あまりフックすることはなかったかな。本への愛は感じました。私、この本、図書館で借りて読んだので、愛が感じられないと、叱られそう。
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