グレイストーンズ屋敷殺人事件 の商品レビュー
ジョージェット・ヘイヤー1938年発行のミステリ。 しゃれた舞台劇のようで、アガサ・クリスティの軽めの作品がお好きなら、楽しめると思います。 1937年の初夏。 夜遅く、ある資産家の中年男性が殺された。 なぜかちょうどその頃、わずかな時間に、人の出入りが多かったらしい。 こっそ...
ジョージェット・ヘイヤー1938年発行のミステリ。 しゃれた舞台劇のようで、アガサ・クリスティの軽めの作品がお好きなら、楽しめると思います。 1937年の初夏。 夜遅く、ある資産家の中年男性が殺された。 なぜかちょうどその頃、わずかな時間に、人の出入りが多かったらしい。 こっそり訪れたり、誰かをかばって隠し事をしたり。 甥で相続人のアーネストは詩人のような外見で無気力だが、口だけは達者で、周りを煙に巻く。 近くに住む若妻へレンは金髪で愛らしく感傷的で、留守がちの夫に疑いを‥? ヘレンの姉サリーとアーネストは、ヘレンをかばいながら、謎を解こうとします。 入れかわり立ちかわり現れる、怪しい人物の行動が、ユーモラス。 入り乱れる証言を、冷静沈着なハナサイド警部と、陽気なヘミングウェイ巡査部長はどう捌くか? 古きよきロンドンの余裕ある雰囲気と、ロマンスの気分を味わえます☆
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東京創元社さんの第三弾の翻訳を待ってたら、論創社さんの方から出るとは(笑)ハナサイド警視シリーズ。 各人の証言をつきあわせると、5分ぐらいの間に起きた(ハズ)の殺人事件について延々とこねくり回す。 ミステリとしては、このジャンル読み慣れてる人だとアレな感じですが、ロマンス小説好き...
東京創元社さんの第三弾の翻訳を待ってたら、論創社さんの方から出るとは(笑)ハナサイド警視シリーズ。 各人の証言をつきあわせると、5分ぐらいの間に起きた(ハズ)の殺人事件について延々とこねくり回す。 ミステリとしては、このジャンル読み慣れてる人だとアレな感じですが、ロマンス小説好きな人はそっち方面でウハウハできるかと。(私はロマンスなノリ好きなので、そっちで会話劇を楽しみましたw)
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