なりたて中学生 初級編 の商品レビュー
関西弁が面白かった!!初めて読んだのは小6だったので年齢が上がってから読み返してみるとまた違った共感が出てくるから二重の楽しみがあると思います!!
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中学生になった日を境に、主人公は敵の中学校に入学することになる。 敵の中学校でも、友達ができるが、小学校の頃の友達も忘れられない…そんなドタバタギャグコメディ
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小学6年生にお勧めの本を探して出会った1冊。「なりたて中学生 中級編、上級編」の三部作の1冊目です。 6年生児童にもお勧め、親にもお勧めです。 舞台は関西(たぶん大阪)で、鉄男の一人称語りも、登場人物たちの会話も関西弁でポンポン進む、全体的に軽妙で読みやすくて楽しい。 成田は不...
小学6年生にお勧めの本を探して出会った1冊。「なりたて中学生 中級編、上級編」の三部作の1冊目です。 6年生児童にもお勧め、親にもお勧めです。 舞台は関西(たぶん大阪)で、鉄男の一人称語りも、登場人物たちの会話も関西弁でポンポン進む、全体的に軽妙で読みやすくて楽しい。 成田は不安でもいじけてしまうことがあっても一人ボケツッコミなので、思春期の深刻な悩みであっても、まあくよくよ考えてもしょうがないというような前向きさも感じる。 隣の学区に引っ越した、というところが微妙で、全く知らない環境というわけでもない、隣だから小学校時代はお互いライバルだった別の小学校の生徒たちのなかに一人で突っ込まれてしまったという心境。 他の生徒たちもそれぞれ中学校生活を始めている。 小学校で仲良かった菱田や小谷もそれなりにスタートを切り、今後自分はどうやって立ち回っていこうかなんて考えたりする。 小学校同士で揉めていた瀬谷小学校出身の後藤は、鉄男がいるのでちょっとびっくりしつつ、まあ中学校では小学校同士の諍い引きずってもなあと適度な距離を保ったクラスメートになりそう。 たまたま知り合った女子二人組のアンリとツグミは、微妙な立ち位置にいる鉄男を丁度いいからかい相手と見定めたようす。 最初はみんな、小学校とは違う学校生活に戸惑いを覚えることもある。 生徒手帳が配られたときには自立の第一歩みたいでちょっと緊張した。 新しく始まる教科も色々ある。数学って算数とどう違うんだろう?技術・家庭科?美術? 鉄男も、小学校の行事にはもう参加できないんだなって思ったり、だから最後にランドセルを背負ってみたり、まだまだなりたて中学生でゆっくり進んでいこって思ったらなんだか楽しくなってきた。 出てくる大人である両親や先生や近所の人たちも鉄男たちのことを子供ではない、でもまだ思春期というほどでもない、ヤングアダルトとして扱ってくれる。 ボケツッコミでノリの良い母ちゃんの言葉もよい。 <中学生になったら、どんどん大きくなって、親にも腹が立つことがぎょうさん出てくる。先生や学校にも不満がでてくる。その不満は、正しい時も、間違っているときもある。けど心がざわついて、イライラしてくるのは、それでええ。 それでええ言うても、私は私が納得行かない時は、これまでどおりテツオを扱う。ただし、だんだん子供扱いをしないようになるから、今までより厳しくなるし、尊重もする。先生方もそうやろうと思う。みんな、中学時代を経験しているからな。P120>
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中学生の頃が懐かしくなる~。 いま思えばなんともないけど、 色んな不安と戦ってたんだなあ。 関西弁でいきいきした感じ がさらに伝わる!
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校長の式辞のあと、PTA会長や、政治家とかの祝辞が続いたけど、新しいパンツとシャツがまだ肌にちくちくして、ただただがまんして、話をスルーしていた。 ー成田 小学校卒業してから中学生になるまでのわくわくと不安な気持ちを鮮明に思い出した!
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引っ越しの都合で、小学校からたった一人で超アウェイな感じで瀬谷中へ進学することになった成田鉄男くん。 小学生から中学生になるって、自動的なんだけど、気持ちはそうじゃないのよね。 でもみんな等身大?ないい子で読んでいてホッとする(笑) 彼らが「中学生」になってく感じが楽しみです。 ...
引っ越しの都合で、小学校からたった一人で超アウェイな感じで瀬谷中へ進学することになった成田鉄男くん。 小学生から中学生になるって、自動的なんだけど、気持ちはそうじゃないのよね。 でもみんな等身大?ないい子で読んでいてホッとする(笑) 彼らが「中学生」になってく感じが楽しみです。 やっぱり新中学1年生におすすめでしょう! タイトルの「なりたて」がナリタテツオ=成田鉄男なのに後で気付いて笑った。 私は次も読みたい(笑)
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関西弁とか馴染めなかった。 ドヤ小学校とかっていうネーミングも…。 中学生が読むには読みやすいのかなぁ。 男子中学生っていう設定自体に自分が興味ないのかも( ̄▽ ̄) テツオもタイプじゃないな。 いや。自分に合わないだけで、同世代の子どもで、読書が苦手な子にも読みやすいんじゃないか...
関西弁とか馴染めなかった。 ドヤ小学校とかっていうネーミングも…。 中学生が読むには読みやすいのかなぁ。 男子中学生っていう設定自体に自分が興味ないのかも( ̄▽ ̄) テツオもタイプじゃないな。 いや。自分に合わないだけで、同世代の子どもで、読書が苦手な子にも読みやすいんじゃないかな(≧∇≦) 一応読んだけど、中級編は積ん読。
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両親のマイホームの購入で、親友たちと離れ隣りの地区の瀬谷中学校に入学することになった主人公、成田鉄夫。小学校時代に敵同士だった後藤、制服の採寸で偶然顔なじみになったアンリ以外はだれも知り合いのいない中学校生活がスタートします。居心地の悪さと不安の中、どうやって自分なりの居場所を見...
両親のマイホームの購入で、親友たちと離れ隣りの地区の瀬谷中学校に入学することになった主人公、成田鉄夫。小学校時代に敵同士だった後藤、制服の採寸で偶然顔なじみになったアンリ以外はだれも知り合いのいない中学校生活がスタートします。居心地の悪さと不安の中、どうやって自分なりの居場所を見つけていくのか。本書では人生が激変するような特別な事件は起きません。どこの町にもいそうな主人公たちの日常や悩みがユーモラスかつリアルに描かれているので、多くの中学生たちの共感を呼びそうな一冊です。
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2016/5/16 913.6||ヒコ (3階日本の小説類) 中学入学の直前、隣の学区に引っ越したばかりに、まわりに知ってる友達はゼロ! ヘタレのテツオは、ヘタレなりに立ち位置を探り始めた。 “小学生が中学生になるということ” だれしもが通過したあの時期のドキドキ!!
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小学生が中学生になるというのは、ものすごいことなんだと思うのだ。私は、早く中学校に行きたかったし、新しい友達を作りたかったので、ドキドキしながらも結構前向きだったように思う。でも、この主人公は、予定していた中学校ではない、完全アウェイな隣の中学校へ入学するはめになる。この環境では...
小学生が中学生になるというのは、ものすごいことなんだと思うのだ。私は、早く中学校に行きたかったし、新しい友達を作りたかったので、ドキドキしながらも結構前向きだったように思う。でも、この主人公は、予定していた中学校ではない、完全アウェイな隣の中学校へ入学するはめになる。この環境ではそうそう、前向きにもなれない。 彼が彼なりに、なんとかしていこうという、けなげな姿が読める。ほんと、入学前の6年生におすすめしたい。 大人ではわからないものをわかってくれているかも。
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