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ホケツ! の商品レビュー

4.2

18件のお客様レビュー

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2021/02/04

中村憲剛さんが帯に載っていたので手に取りました。 読んでいて、かなりドラマチックに書かれている作品です。

Posted byブクログ

2020/07/05

読んでいると何故か高校時代のことが頭に浮かんできた。甘酸っぱいと言う言葉がぴったりのあの時代。過去に戻れるなら?と言われたら、一番戻りたいあの時代。 あたたかく、爽やかな、気持ちに心が満たされる一冊。小野寺さんの描く人物像はいつも心の奥まで染み込んでくるなぁ。

Posted byブクログ

2020/09/14

爽やかな青春小説だったなぁ。 バリバリのレギュラーではなくって万年補欠の高校生にスポットがあたっているのがいい。 様々な想いを抱えながらも腐ったりせず、今の自分にできることを精一杯楽しんでいる姿に感動。 ラストは胸に込み上げてるものがあった。とても好きなお話だった。

Posted byブクログ

2018/10/05

離婚した母が亡くなり、母の実姉である叔母と二人暮らしの大地はみつば高校3年生、サッカー部の万年ホケツ。 女子からは男子とのキューピット役も頼まれるちょっと人の良いタイプ。 そんな彼の、高3の5月から7月、ラストシーズンの話。 大地は著者の作品にありがちな、ガツガツした所のない優...

離婚した母が亡くなり、母の実姉である叔母と二人暮らしの大地はみつば高校3年生、サッカー部の万年ホケツ。 女子からは男子とのキューピット役も頼まれるちょっと人の良いタイプ。 そんな彼の、高3の5月から7月、ラストシーズンの話。 大地は著者の作品にありがちな、ガツガツした所のない優しく穏やかな男子。 サッカー部のレギュラー、エースのチームメイト達が頼りするのは、人格者のキャプテンだけでなくこんな大地なのだと思います。 同学年で唯一の補欠はやっぱりきつい。 やめてしまったキングの気持ちも分かる。 でも、最後までやりきったから、最後のシーン、ピッチから見た景色は大地の一生の宝物になったと思います。 最後の数ページは涙が止まりませんでした。 良作です。

Posted byブクログ

2020/03/25

主人公の大地くんが優しすぎて あれ、ってなるけど 心の中には熱い気持ちもあって そういう男の子大好きだなぁと思った。 人に優しくできる強い心を持っている そんな人は報われるんだなと思った。

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2016/12/16

最初、主人公に覇気が感じられず、読み進めるのが辛かった。 色々と抱えているものはあるんだろうけど、自分の意見もなくただなんとなーく生活している感じ。 サッカーは好きだけど、特別上手くないから万年補欠。レギュラーにはなりたくないわけじゃないけど、周りを見てなれないのはわかっているか...

最初、主人公に覇気が感じられず、読み進めるのが辛かった。 色々と抱えているものはあるんだろうけど、自分の意見もなくただなんとなーく生活している感じ。 サッカーは好きだけど、特別上手くないから万年補欠。レギュラーにはなりたくないわけじゃないけど、周りを見てなれないのはわかっているから、なんとなくそのまま。頑張ってない訳ではないけど、努力をしているようには見えない、みたいな。 青春小説ぽいので段々成長していくんだろうなとは思ったものの、なかなか読み進められず…。 なんとか読み進めたが、読むにつれ、彼が周りを見つめる力と芯には強く優しい力を持っているのが見えてきた。 身近な人ともきちんと話し、向き合っていって、まさかあの覇気の無さから、ここまでハッキリ言うべきことが言える子になるとは…(というより、この主人公はずっと何かを秘めていたんだろう。)なかなか爽やかな前向きなラストで良かったです。

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2015/05/20

高校3年生、サッカー部ホケツ。こんなに客観的に自分を見れるば、凄いね。好きな話しだ。 2015.5.20

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2015/05/09

母を病気で亡くし、伯母と二人で暮らす宮島大地、高校3年生。 サッカー部で、3年だけど補欠。特別に強い学校でもないけど、強い1年が入ってきて、そのままだったら3年ではレギュラーになれたであろう大地は補欠。レギュラー陣の中でも、新体制で、みんなの気持ちに変化があらわれる。 大地は補欠...

母を病気で亡くし、伯母と二人で暮らす宮島大地、高校3年生。 サッカー部で、3年だけど補欠。特別に強い学校でもないけど、強い1年が入ってきて、そのままだったら3年ではレギュラーになれたであろう大地は補欠。レギュラー陣の中でも、新体制で、みんなの気持ちに変化があらわれる。 大地は補欠だけど、みんなの事に気が回る、実は潤滑油のような存在。補欠であることの劣等感、進路のとこ、伯母とのこれから、実の父からの「会いたい」という連絡、・・・ いろいろ混じり合って青春小説。 あれ?本人の恋愛についてはあまりないのも、この本のアジなのかも。 帯では、中村憲剛選手のコメントが載っていてます。 「僕にはわかる。``ホケツ``はは決して無駄ではない。 表舞台には立てなくてもじぶんの人生を、いきることの大切さを、この本は教えてくれる」

Posted byブクログ