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ロストデイズ の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2022/12/28

好きな作家の1人。本作もしみじみよかったな。年を重ねたためにわかる良さを感じる。35歳以下の読者は35歳以降になったらまた読んでほしいと思う一冊。 最近毎日往復2時間電車に乗っているので読書が捗る。ただ、集中力が無くなっていることに気づく。面白いのに読書が続かず、携帯をみたり。...

好きな作家の1人。本作もしみじみよかったな。年を重ねたためにわかる良さを感じる。35歳以下の読者は35歳以降になったらまた読んでほしいと思う一冊。 最近毎日往復2時間電車に乗っているので読書が捗る。ただ、集中力が無くなっていることに気づく。面白いのに読書が続かず、携帯をみたり。 この著者も時として残酷なイベントを発生させるので、タイトルの陰に怯えつつページをめくる。「新宿の路上で目が覚めたら財布が無くなっていた」とのくだりに親近感をおぼえる。 就職、結婚、出産主人公が「人生のピーク」を考える。そうか他の人もそのような思いにとらわれるのだな。過ぎ去ったモノ、残された時間、変わりゆく他社との関係。

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2015/12/12

大学の同級生と結婚した西岡順一 30を過ぎて子どもを授かった妻が 切迫早産で絶対安静、一切の家事を一人でこなし 仕事にも精を出す順一。 いつしか妻との距離をつかめなくなり... 淡々と話はすすみ 浮き沈みもない展開だけど すーっと心にはいってくる物語でした。

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2015/06/10

大学のゼミ仲間だった由里子と結婚した順一。30代半ばで娘を授かるが、アルコールに溺れ禁酒するはめになるが、そのことにより妻と娘と向き合って生活する喜びに目覚めていく。 ニースで暮らす大学時代の恩師が脳梗塞で入院したとの報せを受けた二人は、娘を母親に預け、ニースに恩師の見舞いに駆け...

大学のゼミ仲間だった由里子と結婚した順一。30代半ばで娘を授かるが、アルコールに溺れ禁酒するはめになるが、そのことにより妻と娘と向き合って生活する喜びに目覚めていく。 ニースで暮らす大学時代の恩師が脳梗塞で入院したとの報せを受けた二人は、娘を母親に預け、ニースに恩師の見舞いに駆けつける。その旅を通じて、夫婦の新しい絆に目覚めていく二人は・・・

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2015/05/09

とてもぱっとしない。 なんでこれを書こうとおもったのか、 わけわからん??? ということで図書館の新着にあったので ジャケよみでした。

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2015/04/24

下り坂って、悪いのかな? 子どもの成長や、これからの夫婦関係などなど、主人公が考えるよりまだまだ伸びているところもあるよ。

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2015/04/18

家族というのは不思議だ。一緒にいることを当たり前に思っていたり、どうしていいか分らなくなって悩んだりする。 西岡順一は、家族の歴史を山登りに例えていた。 それまで2人で順調に上ってきた登山なのだが、子供が生まれたことと仕事の移動がきっかけで、悩み始める。そして、アルコールに頼って...

家族というのは不思議だ。一緒にいることを当たり前に思っていたり、どうしていいか分らなくなって悩んだりする。 西岡順一は、家族の歴史を山登りに例えていた。 それまで2人で順調に上ってきた登山なのだが、子供が生まれたことと仕事の移動がきっかけで、悩み始める。そして、アルコールに頼って誤魔化そうとするのだが、そのために倒れてしまう。直していく過程で、彼は上り坂が終わったことを実感する。 ちょうどその時、ふたりのゼミの教授であり、娘の名付け親の大島教授がフランスで倒れたというニュースが入り、ふたりは、娘を預けて二人だけで教授を見舞いに行く。 以前、来たことのあるフランスという異国の中で、順一は忘れていたものを思い出す。それが二人の再生のきっかけになるのだが、こういうきっかけは小説のようにはなかなか飛び込んでこない。だから、普通は悩みが続くか、アルコールなどのような誤魔化しで人生が経過していくことが多い。 そして二人の好きな歌である「wrapped around your finger. 」が、「あなたの指先にくるむもの」と思っていた順一は、それが「あなたの言いなり」になれること、という言葉である事を知る。それは、回復した教授が順一に言う「お前の生きる意味は、家族に生きる意味を見つけさせること」、と同じ意味合いをもつのではないだろうか。 私にとっての家族、ではなく、家族にとっての私、という捉え方が必要なんだろう。 それにしても、この話は順一の一人芝居のようなところがあり、疲れてしまう事が多い。妻の百合子の気持ちがなかなか見つけづらい。そしれ、2歳の恵美の存在もあまり大きく関わってこない。そこが家族をテーマにしていながら、物足りないと思わせてしまう。

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2015/03/31

フランス、ニース、リヨンの風 下り坂なんて、これからが又人生の新たなスタート 30歳すぎなんて、これからだからーーーーー(-_-)

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